東京都・田町(三田)のスタジオ スタジオアーキタンツ studio ARCHITANZ

『平家物語』と出会う—古文入門講座

アーキタンツでは、毎月1回能のオープンクラスを開催しているほか、今までにお茶会の開催や古文入門など、一般の方が気軽に日本の伝統文化に触れる機会を時折設けてまいりました。
海外へ出てみて、はじめて自らの文化に対する知識の浅さに愕然とした経験はありませんでしょうか?
こんなことなら、もう少し中学校で学んだことを覚えておけば良かった!と言う経験はありませんでしょうか・・・?

この春、改めて『平家物語』を読んでみませんか?
講師は、以前にも『古事記』を教えてくださった西村雪野先生。だれにでもわかりやすく、楽しく教えて下さいます。

そして!!!!なんと次回開催日4月9日には、ゲストとして観世流能楽師、津村禮次郎先生もご参加されます。
平家物語の能の謡や仕舞いも堪能出来ます。

そして、そして!!!和太鼓奏者、佐藤健作さんも、パフォーマンスをしてくださるということに。
1曲演奏しますよ・・・・って、なんと贅沢な!!!
会場も03 studioに場所を変更し行います。
この特別な機会を、どうぞお見逃しなく。

日時

2016年 3月20日(日)16:00〜18:00(終了)
2016年 4月 9 日(土)17:00〜19:00
*1日毎の受講も可能です。
*会場は、03 studio

受講料
2,500円
※お得な回数券(Aチケット、Bチケット)もご利用いただけます。
講師
西村 雪野 | Yukino Nishimura
内容

“祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり”
誰もが知っている有名なフレーズで始まる『平家物語』。徳川家康、上杉謙信などの戦国武将達から庶民達まで、日本人に大変人気の物語でした。しかし、今では能や歌舞伎にご興味がある方以外、『平家物語』に触れる機会がないのではないでしょうか。
『平家物語』は、日本史上、最も価値観が揺らいだ時代の一つをヴィヴィッドに描いています。昨日は盛りと美しく咲いた花が、今日は醜く枯れ果ててしまう⋯。そのような時代の激流にもまれ、多くの人の運命が、ドラマティックに変わります。
たくさんの命が、燃えては散っていきます。
その人間たちの生き様は、時に勇敢そのもの、時にみっともなく、あわれ。
わくわくするような語り口に、笑ったり、泣いたりしながら、自分自身の生き方、死に方を重ね合わせずにいられません。

今回は、『平家物語』と出会う全2回の入門講座です。
有名な箇所、面白い箇所をご一緒に原文で読んでみましょう。今後の古典講読の役にも立つ文法など、基礎知識も易しく解説致します。古典が苦手な方でも、リズミカルな文体と魅力的な人物達に引き込まれること間違いなしです。

さて、きっとご存じのフレーズ、
“沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理(ことわり)をあらはす”
この花の色は、どんな「色」なのでしょう?
「栄えていた者が必ず滅びる真理」を表す色とは?
沙羅双樹の花の色は、一般には白と考えられていますが、ここでは…実は違うのです。

答えは、講座で。古典と触れ合うと、魂の深い所が喜ぶ。それは、長い時を経て生き続けるエネルギーを感じるからではないでしょうか。
春爛漫の日、アーキタンツでお待ちしています。

クラスレベル・対象
どなたでも、受講頂けます。
持ち物

筆記用具。教材は用意致します。

お申込み方法
ご予約は不要です。直接スタジオへお越しください。
クラス開始の30分前より受付を開始いたします。
会場・問い合わせ先
スタジオ アーキタンツ
東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル4階 (地図)
TEL:03-5730-2732
※メールでのお問い合わせは、問い合わせフォームをご利用ください。

プロフィール

西村 雪野 | Yukino Nishimura

東京大学文学部卒業。代々木ゼミナールなど大学受験予備校で20年にわたって古文を教授。また和太鼓奏者佐藤健作の舞台作品を演出。文化庁芸術祭賞受賞公演「不二」他、「ちはやぶる」「西へ行け」「神曲」他、古典文学をモチーフとした作品多数。著書「解法古文単語350」「古文単語マスター333」(数研出版)「古典文法マスタードリル」(文英堂)他。

ゲスト

津村 禮次郎 | Reijiro Tsumura

能楽師シテ方観世流。大学在学中に一橋観世会に所属し、女流能楽師の開祖、津村紀三子に師事。1969年観世流師範(現準職分)。74年に緑泉会会主。91年重要無形文化財保持者に認定。79年より小金井薪能を企画制作。古典能の公演のほか指導者として若手の育成にもつとめる。また新作能、創作活動、海外公演も多く、アレッシオ・シルベストリン、森山開次などのダンサーとも共作、共演している。2010年度文化庁文化交流使としてロシア、ハンガリーで指導交流を行う。 著作に「能狂言図典」「能がわかる100のキーワード」「舞幻-BUGEN」、などの他、写真集「能」に多数掲載される。現在、一橋大学社会学部講師。2015年、ドキュメンタリー映画『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』が公開される。

佐藤健作 | Kensaku Sato

’98年「サッカーワールドカップ・仏大会閉会式」にて、大太鼓を演奏。
’08年「文化庁主催 第63回芸術祭」にて、和太鼓界初の「新人賞」を受賞。
個人所有世界最大の四尺三寸大太鼓「不二(ふじ)」を操るダイナミックかつ精神性溢れる演奏で人々を魅了。
’11年、能楽師 津村禮次郎氏と共にロシア公演。また、東日本大震災被災地で「祈りの公演」を行う「不二プロジェクト」を開始。’11年陸前高田市にて、’12年に宮城県石巻市にて無料公演を行う。
日本人トップバレエダンサーによる震災復興支援公演「オールニッポンバレエガラ」に出演。
’12年9月、酒井はな氏、津村禮次郎氏共演のオリジナル作品 「ハレの祭典」をさいたま芸術劇場にて初演。
同年10月。米ヒューストンにて、ドミニク・ウォルシュ・ダンス・シアター公演「UZUME」に出演。
’13年2月、セルリアンタワー能楽堂公演「Shakkyou」で森山開次氏、津村禮次郎氏と共演。
同年5月には出雲大社平成の大遷宮の奉祝奉納公演 「出雲に捧ぐ」にて森山開次氏との共演作品を上演。

和太鼓歴30年余。 霊地・戸隠にて稽古の日々を送る。他の追随を許さぬ圧倒的打法と、高い技術力・表現力で和太鼓の新たな世界を切り開き、「和太鼓に選ばれた男」と称される。


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