ARCHITANZ(アーキタンツ) | 東京都・田町(三田)のバレエを中心としたスタジオ

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2019.08.26

ジュリー・アン・スタンザックW.S.レポート!

ワークショップ

8月24日()と25日()の2日間、『ジュリー・アン・スタンザックによるショーイングへ向けたリサーチ・ワークショップ』が開催されました。

連日、定員いっぱいの大盛況!

ジュリーの顔からも笑顔がこぼれます。

 

しかし、ひとたびワークショップが始まれば、ジュリーの表情は真剣そのもの。

スタートからフルスロットルで受講生と向き合うジュリー。

今回のテーマである”Dancing inner voice”=”自分の内なる声”に基いて、動きを紡ぎ出していきます。

受講生の方々も最初は戸惑いや不安を感じていたようでしたが、徐々にジュリーが求めていることを理解していくうちに、その感情もだんだん薄らいでいったように見受けられました。

そして、そのタスクをやった後にジュリーからの振り渡し。

皆さん繰り返し繰り返し、相当踊り込みされていました。

 

踊りこんだ後は休憩をはさんで、なぜかここからストレッチタイム。

かなり身体を動かしてからのストレッチというのは、なんともおもしろい流れですね。

 

ストレッチが終わると、先ほどの振りをもう一度。

そしてここで、ジュリーからこの日一番のコメントが。

 

「何も考えず、感じず、与えられた振りを与えられたように踊るのは、ただの作業。与えられた振りをやる上でも、自分の感情に耳を傾けてほしい。むしろ、ちょっと振りと違ったとしても自分の感情から生まれた動きなら、踊りとして成立している。与えられた振りの中で、その瞬間その瞬間に感じた思いを身体で表してください。」

 

個人的には、なるほどな~と思い知らされる指摘でした。

しかし、これを聞いてからの受講生の方々の動きが変わったのは言わずもがな。

傍から見ていて、同じ振りなのに皆さん別人かのように生き生きと踊られていました!

 

ジュリーの踊りに対する凄まじい熱量。そして、人々に寄り添い緊張と緩和を使い分けたアジテーション能力。

これが、ピナ・バウシュと長年共にクリエーションを重ねてきたジュリーの力なのか。

まさに、”ジュリー・マジック”

 

今回のワークショップはこれで終わってしまいましたが、これを踏まえた上で9月、10月にワークショップ&劇場ショーイングが開催されます。

 

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ARCHITANZ × KANACK HALL
ジュリー・アン・スタンザック ワークショップ&劇場ショーイング『Dancing inner voice』

 

【日時】
10月6日(
開場 17:30
開演 18:00

【会場】
かなっくホール(横浜市神奈川区民文化センター)

【チケット】
一般:¥1,000(要予約、全席自由)
神奈川区民、学生、18歳以下:無料(要予約、全席自由)

 

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チケットお申込み方法など、詳しい情報は近々ホームページにアップさせていただきますので、お待ちください。

ジュリー・マジックを経験した人たちが、舞台上でいったいどんなパフォーマンスを繰り広げてくれるのか?

今から楽しみでなりません!乞うご期待!!

 

 

ちなみに今回、24日()のワークショップ終了後にジュリーと受講生の方々の交流会『ジュリーとお深いオフ会』も開催致しました。

場所は、アーキタンツ受付周り共有スペース。

こちらも、引き続き大変多くの受講生の方にご参加いただき、皆さん食べ物や飲み物を取りながらジュリーを囲んでワイワイ賑やかな会となりました。

 

ワークショップで感じたことや疑問に思ったことをジュリーに質問する人もいれば、ただただお酒の話をしている人も!笑

でも、それでいいんです!!

ざっくばらんにコミュニケーションをとることで、よりもっとお互いを知ることができますから。

そしてそれが、お一人おひとりの今後の何かに繋がっていくかもしれないですから。

 

 

そんなことを思いながら、これからもそういう機会を設けていければと考えています!

というわけで、引き続きワークショップ&スペシャル・オープンクラスのチェックをよろしくお願いします!!