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2019.09.22

DD ドーヴィリエによる「コンテンポラリーダンス」スペシャル・オープンクラス

コンテンポラリーダンス

皆さんご存知ですか?今年10月5日(土)に京都市とアンスティチュ・フランセ関西が開催する、一夜限りの現代アートの祭典ニュイ・ブランシュKYOTO』。京都市内各所で日仏アーティストによるパフォーマンスや展示など、多彩なプログラムを夜間、無料で観ることが出来る贅沢なイベントです!

 

(c) Catherine Meurisse

このイベントで今回パフォーマンスを行う為、はるばるフランスより来日するDD ドーヴィリエ。過去にも、東京・青山を舞台に開催される国際ダンスフェスティバル『ダンストリエンナーレトーキョー (2014年より「Dance New Air」として名称を刷新)』でその第1回目となる2002年に作品を上演しているアーティストでもあります。

現在、モンペリエ国立振付センター(ICI-CCNの教育プログラムのアソシエート・リサーシャー&アーティストを務める彼女は、振付家のみならず指導者としての経験も豊富で、いつもとは異なる実践的なダンスへのアプローチを提案してくださいます。

 

そして、今回クラスの通訳を担当して下さいます仁田晶凱さんよりコメントを頂きました!

 

「パーツにいた頃、DD Dorvillierの1週間に渡るワークショップを受けました。一番印象に残っているのは、『観客に時間をかけて作品について考えてもらうことの必要性』を説いていたことです。振付家として作品をつくる際、何を観客へ提示しその作品をどのように観客の中で飛躍させたいのか、という問いを投げかけられました。今回の日本でのワークショップは1度きりですが、振り付けという行為を常に再構築している彼女の考えに触れられる貴重な機会だと思います。」

 

そんなDD ドーヴィリエに出会えるスペシャルクラスは、今回1回限りです!是非お見逃しなく!

 

 

 

【日時】
10月8日(火) 19:15-21:15 @03studio

 

【クラス内容】

「Touch Move Talk Write : Observing Practices」

このクラスでは、振付の実践において本質的な4つの要素、すなわち「触れる、動く、話す、書く」ことを探求します。

それぞれの実践に割り当てられる時間は同じ長さで、1分から1時間の間です。参加者ひとりひとりの事物の見方が明らかになり、それが探求のテーマになります。私たちはどのようにワークを行い、見て、考えているのかを観察します。

 

この実践は、集団的かつ個別に発見や発明をすることを可能とする鏡、思索の場所として機能します。参加者自身の経験や好奇心や、共有への願望を原動力としながら、新しい形や、知識の共有、振付についての問いかけと向き合う新しい方法などを探っていきます。

 

ノートと筆記用具をご持参ください。

 

【通訳】
仁田晶凱

※クラスは英語で行われます。

 

【対象・レベル】
初中級(中学生以上)

 

【定員】
20名程度
※予約不要。当日先着順。
※クラス開始の30分前から受付を開始いたします。

 

【受講料】
3,000円
※Aチケット、Bチケット+500円もご利用いただけます。
※各種チケット購入時のみ、クレジットカード利用可能。
詳細はこちら

 

【会場】
スタジオアーキタンツ
〒105-0023
東京都港区芝浦1-13-10第3東運ビル4階 

 

 

【講師プロフィール】

DD Dorvillier | DD ドーヴィリエ

振付家。1989年、アメリカ・バーモント州ベニントンカレッジにてダンスの学士を取得。その後十数年間にわたりブルックリンを拠点としながら、振付家Jennifer MonsonとともにクリエーションのためのスペースMatzoh Factoryで活動を行う。この場所で、18のダンスレパートリーで構成されたプロジェクト「A catalogue of steps」が生まれた。2007年以降はフランスに拠点を移し、Anne Juren(フランス/オーストリア)、David Berge(ベルギー)、Jennifer Lacey (アメリカ)、Anne Collod(フランス)をはじめとする国際的なアーティストらとのコラボレーションをとおしてその実践を深めている。

2017年より、クリスチャン・リゾがディレクターをつとめるモンペリエ国立振付センター(ICI-CCN)の教育プログラムMaster Exerceの、アソシエート・リサーシャー&アーティスト。2019年、ブルゴーニュにオープンしたリサーチとクリエーションのためのスペース「La Corvette」の杮落としの企画で、作曲家のSébastien Rouxとコラボレーションを行った。

振付作品や出演作で、ニューヨーク・ダンス・アンド・パフォーマンス・アワード(ベッシー賞を受賞。その他、Foundation for Contemporary Arts Award (2007)、John Simon Guggenheim Award (2011)、Doris Duke Performing Artist Award (2013)などの受賞歴がある。

DDドーヴィリエ オフィシャルサイト

 

【通訳プロフィール】

仁田晶凱|Akiyoshi Nita

1993年、広島生まれ。ダンサー、振付家。
今田康二朗のもとでコンテンポラリーダンスを始め、日大芸術学部で学んだ後、ダンスカンパニー「Rosas」と王立モネ劇場が設立したコンテンポラリーダンス専門学校P.A.R.T.S.(ブリュッセル)に留学。帰国後は自らの創作、様々な舞台への出演に加え、宮崎を拠点にするダンスグループ「んまつーポス」の活動にも積極的に参加し、小中学校への創作ダンスWS、鑑賞教室、アシスタントなども行なっている。
これまでにImpulz Tanz 2016 (ウィーン), CND Camping 2015 (パリ), Indonesia Dance Festival 2016 (ジャカルタ), Its Festival 2016 (アムステルダム), Comic dance festival 2017(ソウル), Beijing Dance Festival 2018(北京)で作品の発表、出演を行った。

 

 

 

共催: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本