ワークショップ@01/03studio


一般の方を対象としたダンスワークショップの教授法 〜導入編〜


アーキタンツでは、バレエのペダゴジー(教授法)やアカンパニスト(伴奏者)のクラスなど、ダンスに専門家として関わる方々を対象としたワークショップを開催してまいりました。
そしてこの度、みなさんの今までのダンス経験を活かし、新たな展開を生み出せるようなひとつのスキルを身につける提案をしたいと、下記のようなワークショップを1日限定で開講致します。





コミュニティダンス・・・
ダンス経験の有無・年齢・性別・障がいに関わらず、「誰もがダンスを創り、踊ることができる」という考えのもと、アーティストが関わり、“ダンスの力”を教育・福祉・医療・まちづくりなど社会のさまざまな場で活かしていく、、、そんなダンスを主軸としたアクティビティ(活動)です。

このコミュニティ・ダンスの可能性を探り、ファシリテーター(ワークショップを進行するアーティスト)の役割を学ぶ、1日限りの入門講座です。

『コミュニティ・ダンス』という言葉をはじめて聞いた方、これからワークショプなどの活動をしていこうと考えている方、子どもたちや高齢者など幅広い年代と関わっていこうと考えている方、大歓迎です。


内容
*ワークショップ等の活動の場において、参加者一人一人の表現力や創造力を引き出し、全体を目的に向かって進行させていくにはどのようにしたら良いのか?などを、考え方と振り付け方法の両面から学びます。
*参加者のダンステクニックやスタイルを上達させる事ではなく、ダンスの持つ根源的な魅力や楽しさを参加者と共有することを目的として、クリエイティブな活動を行う事を重要視していきます。
*多世代を想定し、参加者自身が子供や高齢者などになったつもりでワークショップに参加するとどうなるか?など、多くの実践を交えて行います。


POINT!
・コミュニティダンスの可能性とは?(事例などを見ながら軽くご紹介)
・ダンス経験を活かしながら、社会とどのような関わりを持つことが出来るのか?
 (お仕事として、ダンスを社会に還元!)
・現在、教えているクラスに新たな視点や手法を取り込むためのアイディアに!
 (バレエにも有効です!)
・テクニックの上達を目的としないワークショップの方法を知りたい方!
 (子どもたちの集中力をいかに持続させるか!のヒントにも?)
・学校の体育授業でダンスを教える・・・何をやったら良いのか困っている!
 是非ご参加ください!
・通訳有


【日 程】2014年
9月27日(土)16:00-19:15 @03 / 19:15-20:30 @01 (4.5時間)

【参加費】
3,500円

【対 象】
ダンス経験1年以上。ジャンルは問いません。

【持ち物】
動きやすい格好、靴下。筆記用具。ノート(スケッチブックなど硬いもの推奨)

【定 員】
20名程度

【お申込み方法】
お電話、メール、スタジオ受付にて承ります。
その際に、お名前、ご連絡先お電話番号、年齢、簡単なダンス歴(バレエ経験10年など)、ダンスの指導歴(経験がある場合は、ジャズダンス2年など)をお伺いさせて頂きます。


【お問合せ、お申し込み先】
スタジオ アーキタンツ(担当:佐藤美紀)
tel: 03-5730-2732
email: 3@a-tanz.com



*写真は、2013年3月3日第4回港区文化芸術フェスティバルで、港区在勤在住者約50名とプロフェッショナルダンサー10名とによる公演「ダンスに挑戦!カラダが動けばココロも動く!」より。
振付指導:トミー・パーソネン



関連企画ウェブサイト
http://jcdn-school.blogspot.jp/


共催:NPO法人 Japan Contemporary Dance Network(JCDN)


【講師】セシリア・マクファーレン|Cecilia Macfarlane(英国)
(パフォーマー・演出家・振付家・アートセラピスト・ダンス教育者)
30年以上にわたり、Oxford Youth Danceの設立をはじめ子どもから高齢者まで幅広い年代の人たちと一緒にダンスを創り、イギリスのコミュニティダンスを牽引してきた一人である。“ダンスはみんなのためにある”という情熱的な信念に基づき、常にそれぞれのダンサーの独自性や個性を引き出してきた。芸術のシニアレクチャー組合員としてコベントリー大学で9年間活動し、現在客員教員として活動している。1990年オックスフォードにダッグアウトを設立し、成人向きのコミュニティダンスグループを立ち上げた。その後コベントリーにも成人向きのコミュニティダンススクールを開き、拡大させている。ロンドンの治療・教育分野において創作アートセラピストとして芸術の研究所で訓練を行い、客員教員と同様にプロのダンスアーティストの教育者として世界中で活動。日本では、2009年以降、大分・福岡・京都・静岡等でのコミュニティダンス普及活動に貢献している。2013年には文化庁AIR事業「習いに行くぜ!東北へ!!」の招聘アーティストとして1ヶ月間東北地方に滞在した。