ARCHITANZ 2014 2月公演
アレッシオ・シルヴェストリン振付 最新作『Opus 131』
Abstraction is a triumph of human consciousness, beyond common imagination and therefore may not be intelligible.
I am not saying something merely abstract in its naturalized, regressed and concrete sense, but in a sense so highly concrete and singular that differentiation, or emergence will be realized in a radical quality.
Abstraction from definite actuality evokes the mediation of contradiction, or infinite differentiation in the spontaneous process of abstraction from possibility.
In the process idealizing finiteness, the parts develop in their individuality so as to constitute the organic whole.
Classicism in music as the expression of finiteness, in such process, transmuted into series of intensities without spontaneity, consisting of such contrasts as the conflict between polyphony and unison destructing it.
Thus Classicism leaps to Hyper-classicism.
抽象化は人間の意識の勝利であるといえますが、日常的な想像力を超えていて、それに気づくことはないかもしれません。
自然化され退化し具象となった単なる抽象物ではなく、高度な具体化によって特異性を得るがゆえに差異化や創発が或る根本的な質の中に実現されるなにかをここでは考えています。
確定した現実からの抽象化は、矛盾の媒介や限りない差異化を喚起しますが、それらは、前者とは別方向の可能性からの抽象化という自発的な過程の中で進展していきます。
有限性を理念とする過程の中では、部分が個体として展開し、有機的な全体を成していきます。
有限性の表現としての音楽における古典主義は、そのような過程の中で、ポリフォニーとそれを破壊するユニゾンの間の対立といったような諸々のコントラストからなる自発性を欠いた強度の系列へと変移していきました。
ここで、古典主義は超古典主義（Hyper-classicism）へと飛躍するのです。
I am not saying something merely abstract in its naturalized, regressed and concrete sense, but in a sense so highly concrete and singular that differentiation, or emergence will be realized in a radical quality.
Abstraction from definite actuality evokes the mediation of contradiction, or infinite differentiation in the spontaneous process of abstraction from possibility.
In the process idealizing finiteness, the parts develop in their individuality so as to constitute the organic whole.
Classicism in music as the expression of finiteness, in such process, transmuted into series of intensities without spontaneity, consisting of such contrasts as the conflict between polyphony and unison destructing it.
Thus Classicism leaps to Hyper-classicism.
Alessio Silvestrin
抽象化は人間の意識の勝利であるといえますが、日常的な想像力を超えていて、それに気づくことはないかもしれません。
自然化され退化し具象となった単なる抽象物ではなく、高度な具体化によって特異性を得るがゆえに差異化や創発が或る根本的な質の中に実現されるなにかをここでは考えています。
確定した現実からの抽象化は、矛盾の媒介や限りない差異化を喚起しますが、それらは、前者とは別方向の可能性からの抽象化という自発的な過程の中で進展していきます。
有限性を理念とする過程の中では、部分が個体として展開し、有機的な全体を成していきます。
有限性の表現としての音楽における古典主義は、そのような過程の中で、ポリフォニーとそれを破壊するユニゾンの間の対立といったような諸々のコントラストからなる自発性を欠いた強度の系列へと変移していきました。
ここで、古典主義は超古典主義（Hyper-classicism）へと飛躍するのです。
アレッシオ・シルヴェストリン
-目次
▷ARCHITANZ 2014 トップページ
▷ARCHITANZ 2014 2月公演ページ
▷ARCHITANZ 2014 3月公演ページ
-2月公演 各作品
▷『マノン』『火の鳥のパ・ド・ドゥ』
▷『HAGOROMO』
▷『Opus 131』
-3月公演 各作品
▷『The Second Symphony』
▷『Mopey』
▷『CASTRATI』
▷『Boy Story』
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