ARCHITANZ 2014 3月公演


酒井はなより、皆様へ

今回、アーキタンツ2014 3月公演で、私は新作2作品を踊ります。
ひとつは「The Second Symphony」ウヴェ・ショルツ作品でシューマンの美しい旋律そのままの優雅な作品です。ラフマニノフに続きウヴェ作品を踊れる事はとても嬉しく幸せです。音楽的で詩的で、ストーリーはないのにドラマチックまさに音楽が視覚になります。今回は西田祐子さん&ヤロスラフ・サレンコさん、私&アレクサンダー・ザイツェフさんのカルテット、私は彼と組む事は初めてですがお人柄がチャーミングで、とても踊りやすくて優しく対応して下さり感謝です。リハーサル始まりましたが4人共とてもいい雰囲気で!きっと4人の力が縒られて素晴らしい美しい舞台になる事と確信し、頑張っております。
もうひとつ、「Mopey」です!先月の「火の鳥」に引き続きマルコ・ゲッケ作品です。
男性の為に作られ踊られて来たソロを、今回初めて女性の私が挑戦します。バッハのどこか愛らしいリズミカルで明るい音楽のなか、さすが男性のステップ、とても身体的に大変で細かくとてもパワフル!ひたすら練習に励んでおります。この作品を挑戦出来る事が本当に楽しく、新たな細胞を目覚めさせる作業は斬新で発見がいっぱいで、ダンサー冥利です。また、新しい酒井はなが、お見せ出来ますよう張り切っております!!
2作品共に最善を尽くして、舞台に挑みます。
観にいらして下さる皆様に楽しんで頂け、気持ちよく劇場を後にして頂けますように、心を込めて踊ります!

酒井はな