小尻健太

プロフィール
小尻健太
小尻健太
(こじりけんた)
( *尻の字は、中が九ではなく丸が正式です。)
ダンサー・振付家。
3歳よりクラシックバレエを始める。1999年第27回ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル・スカラーシップ賞受賞。モナコ公国モンテカルロバレエ団にて研修を経て18歳で入団。ジャン・クリストフ・マイヨー、ジョージ・バランシン、ウィリアム・フォーサイス、ルシンダ・チャイルズなどの作品に出演。2003年、ネザーランド・ダンス・シアター2(NDT2)に入団。2006年には、日本人男性として初めてネザーランド・ダンス・シアター1(NDT1)に昇格する。常任振付家のイリ・キリアンを始め、ポール・ライトフット・レオン、マッツ・エック、オハッド・ナハリン、ハンス・ヴァン・マネン、クリスタル・パイト、ウェイン・マクレゴー、アレクサンダー・エックマンなど現代振付家の作品を数多く踊る。NDT創立50周年記念公演にてキリアン作品「Mémoires d'Oubliettes」を初演。キリアンスタイルの境地にいるダンサーと高い評価を得る。2010年、キリアン氏の退団と共にNDTを離れ、フリーランスになる。
シルヴィ・ギエム イブニング「6000 Miles Away」(サドラーズ・ウェルズ劇場初演、世界ツアー)、Noism1(金森穣作品)、420PEOPLE(プラハ国立劇場 New Stage)、キリアン作品「14’20”」(Kylián Foundation)、JAPON dance project(新国立劇場)などにゲストダンサーとして出演。また能楽師 津村禮次郎「トキ」(2011年)、KENTARO!!「テラスキニ」(2013年)、島地保武「Shaft」(2013年)、湯浅永麻「Breakaway」(2014年)と共作共演作品を発表。
振付作品に、自作自演ソロ作品「のちのおもひに」(2010年初演、2011年オランダコルゾ劇場、2013年出雲大社平成の大遷宮奉祝奉納にて再演)、「Inscription」(2011年、Noism2委託)、「トキ」(2011年、Architanz委託、日中韓芸術祭2013招聘作品)、ダンス映像「CAFé」(新潟水と土の芸術祭2012参加作品)、「Swell」(2014年、ベルギー王立バレエ学校委託)、「あれそらでも」(2014年、仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏)など。
昭和音楽大学非常勤講師、新国立劇場バレエ研修所講師。