石橋+Shakkyou


森山開次|Kaiji Moriyama

ダンサー・振付家。2005年ソロ作品『KATANA』にて「驚異のダンサー」(米・New York Times紙)と評され、2007年ヴェネチアビエンナーレ招聘。和の素材を生かした独自の世界観に定評があり、国内海外での公演多数。静謐さの中にあらゆる感情を封じ込めたような独特の佇まいと、分野を横断し異ジャンルアーティストと自在にコラボレーションを重ねる活動形態は、現代のダンスシーンにおいて強烈な存在感を放っている。映画・演劇・テレビ・写真作品への参加、個展開催など、幅広い媒体での表現活動に積極的に挑戦しており、主な出演作品に、映画『茶の味』『カムイ外伝』『たまたま』、テレビ『からだであそぼ』『トップランナー』『情熱大陸』『課外授業・ようこそ先輩』『旅のチカラ』『日曜美術館』他多数。
http://www.kaijimoriyama.com/


津村禮次郎|Reijiro Tsumura  

能楽師シテ方観世流。緑泉会会主。重要無形文化財(能楽総合)指定保持者。(社)日本能楽会、公益社団法人 能楽協会会員。ニ松学舎大学文学部特任教授。大学在学中に一橋観世会に所属し、女流能楽師の開祖、津村紀三子に師事。1969年観世流師範。74年に緑泉会会主。91年重要無形文化財保持者に認定される。79年より小金井薪能を企画制作。古典能の公演のほか指導者として若手の育成にもつとめる。また新作能、創作活動、海外公演も多く、アレッシオ・シルベストリン、森山開次などのダンサーとも共作、共演している。2010年度文化庁文化交流使としてロシア、ハンガリーで指導交流を行う。 著作に「能狂言図典」「能がわかる100のキーワード」がある。その他、写真集「能」(PIE BOOKS)等に写真多数掲載される。
http://www.ryokusenkai.net/


松田弘之|Hiroyuki Matsuda

森田流笛方。重要無形文化財(能楽総合)指定保持者。国立音楽大学卒。(社)日本能楽会、公益社団法人 能楽協会会員。現在の能楽界を代表する笛方の一人。森田流の名手故田中一次(いちじ)、及び故森田光春(みつはる)に師事。いわゆる能の古典的な作品だけでなく復曲能、新作能及び新作狂言にも数多く参加。演劇、ダンス等他ジャンルとの共演も多い。また、海外での公演にも度々参加している。


佐藤健作|Kensaku Satou 

個人所有・世界最大の大太鼓『不二(ふじ)』と共に、霊地・戸隠にて稽古の日々を送り、和太鼓の本質を深く追求した舞台を展開。圧倒的技術力・表現力で和太鼓の新たな世界を切り開き、「和太鼓に選ばれた男」と称されている。2011年より、東日本大震災被災地で「祈りの公演」を行う「不二プロジェクト」を展開中。
08年「文化庁主催 第63回芸術祭」和太鼓初の新人賞を受賞。