サイコ


演出、出演
小野寺 修二|Syuji Onodera

演出家。カンパニーデラシネラ主宰。日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。95年〜06年、パフォーマンスシアター水と油にて活動。その後文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として1年間フランスに滞在。帰国後、カンパニーデラシネラを立ち上げる。作品はマイムの動きをベースに台詞を取り入れた独自の演出で、世代を超えた観客層の注目を集めている。近年の主な演出作品として『オイディプス』(静岡県舞台芸術センター)、『カラマーゾフの兄弟』(新国立劇場)など。また、ダンストリエンナーレトーキョー2012にて『ロミオとジュリエット』、瀬戸内国際芸術祭2013にて屋外劇『人魚姫』を発表するなど、劇場内にとどまらないパフォーマンスにも積極的に取組んでいる。近年は音楽劇や演劇などで振付の担当もしている。第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞受賞。
http://onoderan.jp/website/
出演
津村 禮次郎|Reijiro Tsumura
  

能楽師シテ方観世流。緑泉会会主。重要無形文化財(能楽総合)指定保持者。(社)日本能楽会、公益社団法人 能楽協会会員。ニ松学舎大学文学部特任教授。一橋大学社会学部講師。大学在学中に一橋観世会に所属し、女流能楽師の開祖、津村紀三子に師事。1969年観世流師範。74年に緑泉会会主。91年重要無形文化財保持者に認定される。79年より小金井薪能を企画制作。古典能の公演のほか指導者として若手の育成にもつとめる。また新作能、創作活動、海外公演も多く、アレッシオ・シルベストリン、森山開次などのダンサーとも共作、共演している。2010年度文化庁文化交流使としてロシア、ハンガリーで指導交流を行う。 著作に「能狂言図典」「能がわかる100のキーワード」。また「舞幻-BUGEN」を出版。その他、写真集「能」(PIE BOOKS)等に多数掲載される。
http://www.ryokusenkai.net/

出演
鈴木 ユキオ|Yukio Suzuki

‘97年アスベスト館にて舞踏を始め、2000年より「金魚」として活動を開始。しなやかで繊細に、且つ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスで、多くの観客を魅了し、世界20都市を超える地域で公演やワークショップを実施。また、バレエダンサーへの振付や「スピッツ」や「エゴラッピン」等のMV・「ミナペルホネン」のカタログモデル出演等も行う。トヨタコレオグラフィーアワードでは、‘05年にオーディエンス賞、‘08年に次代を担う振付家賞(グランプリ)を受賞。'12年フランス・パリ市立劇場「Danse Elargie」では10組のファイナリストに選ばれた。
http://www.suzu3.com/
出演
竹内 英明|Hideaki Takeuchi

1981年高知県生まれ。京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科舞台コース卒業。以後、京都を中心にダンサーとして活動。これまでに山田せつ子、桑折現、きたまり、杉原邦生、白井剛、小野寺修二ほか多数の振付家・演出家の作品に出演。
小野寺作品は「カルメン」、「ゲーム」(パリ公演のみ)、「人魚姫」「鑑賞者」に出演。

出演
川上 友里|Yuri Kawakami

1980年鳥取県生まれ。1999年より関西地区で舞台女優として活動を開始。2006年に上京し、ノゾエ征爾主宰の劇団「はえぎわ」に入団。以降、同劇団の全作品に出演。はえぎわ公演の他、劇団「ブルドッキングヘッドロック」(作・演出:喜安浩平)作品など、小劇場作品に多数出演している。近年の主な出演作として、はえぎわ『ガラパコスパコス 〜進化してんのかしてないのか』、SPACEPOND#2『大事なはなし』、SPAC『病は気から』など。

出演・和太鼓
小島 功義|Katsuyoshi Kojima

大阪府高槻市出身。
10歳より和太鼓を始め16歳でプロ和太鼓チームに入団。
国内公演はもとより、ヨーロッパ・アジアなど数々の海外ツアーにも参加し、チームの中心メンバーとして活躍。
近年はソロの演奏家として、他ジャンルとのコラボレーションを中心に和太鼓以外の公演にも多数出演するなど、和太鼓奏者の枠を越えた活動をしている。


出演・和太鼓
梅村 美穂子|Mihoko Umemura

和太鼓・篠笛奏者。
1997年、大阪発の和太鼓グループ『打打打団 天鼓』に入団。以降11年間在籍し、国内での公演、ヨーロッパ・アジアなど数々の海外ツアーを経験。
2009年に退団、東京に拠点を移し、ソロ活動を開始。
コンテンポラリーなど様々なジャンルのダンサーとの共演も多く、2012年にはワールドミュージックの先駆者サンディーと初共演、タヒチアンダンスとのコラボレーションに挑戦するなど、活動の場を広げている。