10代の頃に観た「ダンス甲子園」というテレビ番組の影響で踊り始める。日本大学芸術学部演劇学科演技コースに入学。モダンダンスに出会い、加藤みや子に師事。山崎広太、上島雪夫、能美健志、鈴木稔、カルメン・ワーナー等の作品に参加。
2004年から2006年まで、金森穣が率いる Noism(新潟市)に所属し、主なパートを踊る。
2006年8月にウィリアム・フォーサイス率いるザ・フォーサイス・カンパニー(ドイツ・フランクフルト)に入団。以来、カンパニーの中心メンバーとして活躍。その一方で自身の創作活動と日本でのワークショップを精力的に行ってきた。
2011年にはシルヴィ・ギエムの呼びかけではじまった東日本大震災チャリティー公演「HOPE JAPAN」にフ ォーサイスの推薦で参加。
2012年、東京・渋谷のセルリアンタワー能楽堂「藪の中」を発表。同年「しまはなプロジェクト」を立ち上げ、島地保武と酒井はなの有志で東日本大震災復興支援として福島いわきの子供達のためのワークショップを開催するなど、ダンスを通じて子供達の未来や社会貢献につながるような活動も行っている。2013 年にはローザンヌ・ガラ 2013にて小㞍健太との共作共演「Shaft」を発表。同年、酒井はな+ 島地保武によるユニットAltneu(アルトノイ)を結成。アルトノイの新作「詠う〜あなたが消えてしまう前に〜」を彩の国さいたま芸術劇場の「dancetoday2013 ダブルビル」にて発表。
2014年に「NHK バレエの饗宴」にてアルトノイ ×古川展生(チェロ)で「3月のトリオ」を発表。
2015年に Noism2 の「かさねのいろめ」を演出・振付。同年4月より資生堂椿会のメンバーとなり「椿会展2015-初心-」に参加。
▶ 島地保武の公式ホームページ