Young Soon
ホ・ヨンスンYoung Soon Hue

フリーランスの振付家、バレエマスター、講師。

韓国のインチョン出身。ソウルでバレエのトレーニングを始め、モンテカルロのモナコ王立グレースアカデミーにて学ぶ。
ウィリアム・フォーサイス率いるフランクフルトバレエにてプロフェッショナルとしてのキャリアをスタートさせ、ウヴェ・ショルツ率いるチューリッヒバレエに移籍。バゼルバレエにてソリスト、ドイツ・オペラ・アム・ライン・デュッセルドルフ/ディスブルクではソリストとバレエミストレスを務める。マッツ・エック、フォーサイス、ウヴェ・ショルツ、ジョン・クランコ、クリストファー・ブルース、ナチョ・デュアト、バランシン、ポール・テイラーなど名だたる振付家の作品を踊ってきた。
2001年、ドイツ・オペラ・アム・ライン・デュッセルドルフに振り付けた『Elle Chante』で国際的な振付家としてのキャリアをスタート。世界中の数々のカンパニーにて創作活動を行い、今までに長編、短編を含む31作品を振り付けた。『ロミオとジュリエット』『カルメン』『火の鳥』『カルミナ・ブラーナ』などが挙げられる。またこれらの作品は世界中のガラやフェスティバルで上演されてきた。
2006年、韓国のダンス専門誌MOMよりその年の最優秀振付賞を受賞。また2009年には振付作品『This is your life』と『Wave of Emotion』がDance critic prize of Koreaより最優秀振付賞、最優秀作品賞を受賞。
2010,11年、「The Korea world stars dance Festival」と「Seoul International Ballet Festival」にて芸術監督を務める。2012年、Ballet EXPO Seoul 2012にて新作『Transparent moment』を振付。2013年、Kore International Ballet competitionの審査員を務める。また同年、K-Ballet World Festivalにて新作『The Moment』を振付。Ballet Association of Koreaより2013年最優秀振付賞、ダンス専門誌MOMより2013年最優秀振付賞、Dance critic prizeより最優秀振付賞を受賞。
現在ドイツのデュッセルドルフ在住。ヨーロッパ、アメリカ、韓国、日本など世界中のバレエカンパニー、大学、アカデミーなどで招聘講師として活躍している。