マーティン・ヴェデルMartin Vedel
デンマーク、グリーンランド出身。デンマーク王立バレエ学校卒業後、デンマーク王立バレエ団にソリストとして入団。2000年にモーリス・ベジャール率いるベジャール・バレエ・ローザンヌにプリンシパルとして移籍。2007年からは同カンパニーにて指導を始める。その後、英国イングリッシュ・ナショナル・バレエに招聘され指導。2010年から2012年はベルギーのフランダース王立バレエ団、2012年から2014年はニュージーランド王立バレエ団にてバレエマスターを務める。2015年からはベルリンのフリードリッヒシュタット・パラストにて招聘講師を務める。
ダンサーとしては、ブルノンヴィルやバランシンの作品も多く踊っており、シンフォニー・イン・C、エチュード、またロミオとジュリエットに至ってはアシュトン版、ノイマイヤー版、ベジャール版を踊っている。コンテンポラリーダンスもベジャール、ノイマイヤー、フォーサイス、そしてキリアンなど多くの振付師の著名な作品に出演。バクチ、ハムレット、火の鳥、ボレロなどが挙げられる。
現在、フリーランスのバレエマスター、バレエ講師、振付師として活躍中。ニュージーランド王立バレエ団、ベジャール・バレエ、デンマーク王立バレエに作品を提供している。