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2019.02.12

アイデルワイルド・アーツ・アカデミーオーディション情報!

ワークショップ

3月3日(日)にアイデルワイド・アーツ・アカデミーのオーディションがアーキタンツにて開催されます!

本日はアイデルワイルド・アーツ・アカデミー卒業生、生島翔さんからのコメントをお届け致します。

−プロフィール−

生島 翔 | Sho Ikushima
15歳の時にアメリカ·カリフォルニア州にあるIdyllwild Arts Academyに単身留学、ダンスを始める。NYU Tisch School of the Artsのダンス科を3年で卒業し、O-1アーティストビザを取得、その後NYにてベッシー賞受賞歴のあるPavel ZustiakやBrian Brooks、Gerald Caselなどの振付家の作品に出演。2009年にオーストリアで開催される世界最大級のダンスフェスティバルであるImpulsTanz FestivalにてdanceWEB Scholarshipに選出される。その後ドイツ·カッセル州立劇場とソリストとして契約。Johannes Wieland、YossiBerg、OdedGrafの作品に出演。帰国後はダンスだけではなく、テレビ、映画、ラジオなど幅広く活動。出演作としては映画『関ヶ原』、『悼む人』、『闇金ウシジマくん Part2』他、TV『犯罪症候群』、『きみはペット』、『35歳の高校生』他、舞台『十二夜』(ジョン·ケアード演出)、『ヴェローナの二紳士』(宮本亜門演出)他、MV『BIRDY』(堂珍嘉邦)等。

– 生島さんよりコメント –
Acedemyはダンスも英語もできなかった僕を、3年後にはアメリカの名門校ニューヨーク大学に合格、その後もダンサーとしてアーティストビザを取得、ドイツの州立劇場にてソリストになり今現在もアーティストとして生活できるところまで来られた原点です。アメリカにも寄宿舎がある芸術学校は3つしかなく、アメリカの大学受験でもアート系の学校には非常に有利です。カレッジカウンセラーが在中しているので進路の相談もできますし、アート系に進まない選択もできます。午前は普通の学科の授業があり、午後に選択したアートのクラスに続きます。午前の勉強のクラスも義務教育を果たすカリキュラムの中で選択できるようになっており幅広い教育が受けられます。また、選択することにより自主性や個性を伸ばすことができると思います。アメリカならではのディスカッションベースのクラスですし、高校から親元を離れますので僕の場合は自立するのが他の日本人と比べ断然早かったと思います。高校時代は親に対しては反抗期ではなく、感謝の気持ちしかありませんでした。

 基本的なことですが掃除、選択、遊びと勉強の優先順位をつけることなど、勉強やアート、進路などを通して高校生の時に自分と向き合う習慣がつきました。また、世界数十カ国から生徒が集まっていたので、多様性や協調性が自然に身につき、世界どこに行ってもすぐに友達を作れるようになりました。そして、英語においては正直大学から留学する人とは比べ物にならないくらい上手くなります。高校生のほうが難しい話ができなくとも友達を作れますし、大学になると就職や話す内容も少し大人びてくるので、そこで簡単な日常英語しか話せないと本当の意味での友達は作りにくいと思います。高校でしっかり英語を勉強していると深い内容の会話にも対応できるので、友人関係や就職でも圧倒時に有利です。

また、Idyllwildは標高1500mの山奥にあるので、勉強やアートに非常に集中しやすいです。他のジャンルのアートにも触れられますし、週末は友人の展覧会や演奏を聞きながら過ごす、という今考えると本当に贅沢な生活をしていました。世界の音楽コンクールで優勝した生徒なども同級生でしたから、レベルが非常に高い生徒もいますし、感性が研ぎ澄まされるようになります。街に出るにも学校の車で10分ほど、しかも週末にしか出かけられないので、アートと英語の勉強をするには完璧な学校です。建物もスイスのログハウスのような丸太でできていて、夕方クラスから帰る道では音楽の個人練習用の丸太小屋からバイオリンやチェロ、ピアノの音などが山の中に木霊します。野生の鹿やアライグマなどが出てきますし、カルフォルニアの山の上なので空気が澄んでおりほぼ毎日晴れます。砂漠地帯の山の上なので冬は雪も降りますし、幻想的な世界です。

アート校なので自由な校風ですし色々な考え方を持った人に若い頃から出会えるので、日本で高校に行きどのレベルの大学に入るかを競うために試験勉強をするより、自分の頭で自分には何が必要でどうしたいのかを考えるようになったので、僕には非常に合った高校だったと思います。自主性、グローバル性、個性などを大切に思う方、世界でアートやダンスをしたい方には本当にお薦めの学校です。


 

 

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