『ジ・エッジ・オブ・ザ・サークル』The edge of the circle
振付:ホ・ヨンスン|Young Soon Hue
この作品はシュトゥットガルトバレエ団のプリマ・バレリーナとして活躍し、現在はドイツ、カールスルーエ・バーデン州立劇場、マンハイム・アカデミーのデイレクターを努めているビルギット・カイルの為に、制作されました。
誰もが円には端がないと思っています。
しかし私にとって、円は何千もの縁があり、私たちは見ることができません…
私たちの人生のように…
多くの人が、完璧な円のような人生の中で生きているふりをしている…
私にとって、それぞれの小さな端は、異なる人間の存在の物語です… (ホ・ヨンスン)
Young Soon Hue|ホ・ヨンスン
フランクフルトバレエ団、チューリッヒバレエ団を経て、バーゼルバレエ団にてソリストを務める。2001年からは振付家としてのキャリアをスタートさせ、世界各国のカンパニーで創作活動を行い、これまでに振り付けをした作品は長編・短編合わせて30作品以上にも及ぶ。2010、2011年には、「The Korea world stars dance Festival」と「Seoul International Ballet Festival」にて芸術監督を歴任した。
【出演者紹介】
飯田 利奈子|Rinako Iida
6歳より岡本博雄バレエスクールでクラシックバレエを始める。神戸女学院音楽学部音楽学科舞踊専攻にて、島崎徹、Jan Nuyts、Graham Mckelvie、Owen Montague、村越直子、鞍掛綾子に師事。コンテンポラリーダンス、グラハムテクニック、バレエテクニックなどを学ぶ。卒業後、新潟レジデンシャルカンパニーNoism2に二年間在籍。
梶田 留以|Rui Kajita
福島県出身。4歳よりバレエを安部仁子に師事。大阪芸術大学舞踊コースに入学し、バレエを堀内充、望月則彦に、モダンダンスを加藤きよ子に師事。卒業後、Noism2に所属し、2014年よりNoism1に所属。現在フリーランス。
金田あゆ子|Ayuko Kaneta
ハンブルグバレエ学校留学。翌年香港バレエ団入団。帰国後はダンサー、振付家として活動。ユースアメリカグランプリにて振付作品「SHADOW」が第1位グランプリ受賞。シルク・ド・ソレイユ「ZED」出演。他にも国内外多くの振付家の舞台で重要な役を踊る。国際映画祭・CM・コンクール振付作品で数多くの賞を受賞。2017年KKA DANCE DESIGNを立ち上げる。
楠田 智沙|Chisa Kusuda
5歳より田中律子・祐子バレエスクールにてバレエを始める。その後、川口ゆり子バレエスクール入学。今村博明、川口ゆり子に師事。在学中からバレエシャンブルウエストの公演に参加し、卒業後は同バレエ団で主役、ソリストを踊る。バレエシャンブルウエスト退団後、705DanceLabにて菊地尚子に師事。現在はフリーとして活動中。
近藤美緒|Mio Kondo
桐朋女子高等学校卒業後、アメリカのコロラドバレエ団に入団。入団2年目でクルミ割り人形全幕の主役を務める。2008年 State Street Balletにプリンシパルとして移籍。帰国後はアメリカンバレエシアター、プリンシパルのエルマン・コルネホとの共演をはじめ、数多くの全幕バレエにて主演、ガラ公演にも出演する傍ら、スタジオアーキタンツ、ballet studio angelR等のスタジオにて後進の指導にもあたっている。
梅澤 紘貴|Hiroki Umezawa
2005年チャイコフスキー記念東京バレエ団入団。主な役柄として、「ジゼル」のパ・ド・ユイット、子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」のデジレ王子、モーリス・ベジャール振付「春の祭典」の生贄、2014年海外ツアーでは「ギリシャの踊り」のソロ、東京バレエ団創立50周年〈祝祭ガラ〉でノイマイヤー振付「スプリング・アンド・フォール」、同年9月、岩国公演にて「ドン・キホーテ」バジル、12月、ワイノーネン版「くるみ割り人形」の王子などを踊る。2015年プリンシパルに昇格、2016年4月に退団しフリーに転身。現在に至る。
高比良 洋|Yo Takahira
4歳より横山慶子舞踊団にて横山慶子、横山真理のもとで現代舞踊を学ぶ。19歳よりバレエを始め余バレエアカデミーにて余芳美に師事。中国国立北京舞踊学校付属中学卒業。中国国立バレエ団に入団、その後香港バレエ団に入団、ソリストとして活躍。2014年6月同バレエ団を退団。同6月よりフリーランスダンサー兼講師として活動を始める。15年ウヴェ・ショルツ振付け 『春の祭典』ソロ版を日本人として初めて上演し好評を得る。同年『THE DANCE TIMES』が選ぶダンサー月間ベスト10に選ばれる。メザミバレエスタジオディレクター。
辻本知彦|Tomohiko Tsujimoto
2004年金森穣主宰Noism04に所属。2007年シルク・ドゥ・ソレイユにて日本人男性ダンサーとして初めて参加、2011-2014 シルク・ドゥ・ソレイユ『Michael Jackson The Immortal World Tour』485公演27カ国に出演する。近年では自身の振付、出演作も多く、白河直子とデュオ作品、森山未來との共同作品など。振付指導に東宝ミュージカル『RENT』、冨田勲×初音ミク、Sia 『Alive』日本版MusicVideo 土屋太鳳の振付指導、また米津玄師にプライベートレッスンも行なっている。
宝満 直也|Naoya Homan
2008年 新国立劇場バレエ研修所に入所し研鑽を積んだ後、2010/11シーズン 新国立劇場バレエ団に入団。古典作品のレパートリーに出演しながら、現代舞踊作品ではソリストとして抜擢されソロやデュオなどの重要なパートを踊る。自身も振付活動に注力しており、同バレエ団の振付家育成公演では、多数作品を発表している。2015年には、新国立劇場バレエ研修所にも作品を提供している。2016オンステージ新聞年間ベスト若手振付家 選出。
八幡 顕光|Akimitsu Yahata
10歳より石井清子バレエ研究所にて、石井清子、安達悦子に師事。2003年 新国立劇場バレエ研修所、入所。05年 新国立劇場バレエ団入団。D・ビントレーに抜擢され、『カルミナ・ブラーナ』で神学生のソロを踊りデビュー。08年 ビントレー『アラジン』の世界初演で主役に選ばれ、アラジンを振り付けられる。2012年 プリンシパルに昇格。Los Angeles Ballet 、Universal Ballet などにゲスト出演。古典作品から、ドゥアト、サープ、金森穣、中村恩恵、平山素子作品など、幅広い作品を踊る。第33回ニムラ舞踊賞受賞。
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●公演概要
同時上演作品『ロミオとジュリエット』
同時上演作品『月の銀を噛み、太陽を口に』