東京インテンシブセミナー『世界への歩み』
解剖学とバレエ史のクラスを一般の方もご受講いただけます!

アーキタンツは昨年9月から今年2月にかけて、日本全国7都市にてプロフェッショナルダンサーを目指すジュニアダンサーと指導者のためのダンスワークショップ『世界との出会い』を開催してまいりました。
その集大成として、各都市のオーディションで選ばれたジュニアダンサーだけが受講できる1週間のインテンシブセミナー『世界への歩み』を3月24~31日スタジオアーキタンツで開催致します。

限られた時間の中で出来る限り沢山の知識と経験を全国のジュニアダンサー達に味わい、感じ取ってもらうべく、バレエクラス、ヴァリエーション、パドドゥ、コンテンポラリーなどの実技クラスは勿論のこと、ダンサーとして非常に重要な教養にもかかわらず、なかなか日本では受講出来る機会の少ない解剖学とバレエ史のクラスもカリキュラムの一つに加える事が決定致しました。

そこで、解剖学とバレエ史のクラスを一般の方にもご受講いただける座学ワークショップとしてご案内させていただきます。
※解剖学のクラスは定員となりました。

解剖学では自分自身の身体とゆっくりと向き合う事で日々のクラスで気付かなかった発見や理解と出会い、バレエ史ではバレエ芸術の背景とその奥深さや魅力を知り、よりダンスへの理解とその表現に深みをもたらす貴重な機会となるでしょう。
皆様この機会にぜひ奮ってご参加下さい!

講師
解剖学:杉本 亮子 | Ryoko Sugimoto
バレエ史:芳賀 直子 | Naoko Haga
日時
解剖学好評につき定員となりましたので受付を終了致しました。
3月25日(土) 17:30-19:00 @02studio
3月28日(火) 17:30-19:00 @02studio
バレエ史:
3月26日(日) 17:30-19:00 @03studio
3月30日(木) 17:30-19:00 @02studio
内容
【解剖学】
クラスを受ける中で『自分の身体なのにどうして上手くいかないんだろう?』という疑問を抱いた経験を皆さんお持ちではないでしょうか?そんな疑問に自ら答えを掘り出していくために、身体の機能を解剖学から学び、丁寧に動かしてみながらその感覚を理解していくクラスです。
『肩が上がる』『お尻が出る』『反り腰』『膝を押さない』とはどういう事なのか、身体の内側と向き合いながら外へ向かう身体を理解していきましょう。
【バレエ史】
バレエの発祥からバレエ・リュスを中心に、その後のモダンバレエの発展と現時点のコンテンポラリーダンスまでの歴史を2日間に渡って学んでいきます。バレエ好きなら必ず耳にした事のある振付家の名前や歴史上の出来事など、分かっているようで実は意外と知らなかったバレエの知識に改めて触れながら、その魅力を再確認していただけるクラスとなっております。
<講師よりコメント>
踊っている方達、踊ろうとしている方達、そしてバレエに興味がある全ての方にバレエ史はきっと新しい視点や面白い視点を与えてくれるものだと思います。バレエ史の知識だけではなく、そうしたバレエ史の楽しさや面白さをお伝えできればと考えております。
クラスレベル・対象
どなた様もご参加いただけます
持ち物
筆記用具、下敷きやバインダーなど。(机のご用意がございませんのでメモが取りやすいものをご持参下さい)
尚、解剖学のクラスでは少し身体を動かす場合がございます。稽古着への更衣は必要ありませんが、比較的動きやすい服装でお越し下さい。
受講料
無料
※2日間通し受講。1日のみ単発受講は原則お断りしておりますので予めご了承下さい。
定員:各クラス10名。先着順。
※定員になり次第募集を終了致しますのでご了承下さい。
※解剖学のクラスは定員となりましたので受付を終了致しております。
お申込み方法
ご予約はスタジオ受付またはお電話、メールで受け付け致します。 メールでのお申込みの際は、以下の内容をご明記の上、問い合わせフォームをご利用ください。
*お申し込み後こちらからご予約確定のメールを返信致します。4〜5日程経過してもメールが届かない場合はお手数ですがお電話でお問い合わせ下さい。ご予約確定メールのお知らせが届き次第ご予約完了となりますのでご注意下さい。
① ご希望のワークショップ名(解剖学/バレエ史)
② ご希望の参加日時
③ お名前(ふりがな)
④ ご年齢
⑤ 性別
⑥ お電話番号
⑦ ダンス歴など(ダンスジャンルとおおよその年数)
会場・問い合わせ先
スタジオ アーキタンツ
東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル4階 (地図)
TEL:03-5730-2732
※メールでのお問い合わせは、問い合わせフォームをご利用ください。

プロフィール

杉本 亮子 | Ryoko Sugimoto

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ボディコンディショナー。
お茶の水女子大学大学院修士課程 人文科学研究 舞踊教育学専攻(動作学)修了。
2002~2004年の2年間、文化庁在外研修員としてNYにてダンスとボディ・コンディショニングの研修をおこなう。
Laban/Bartenieff Institute of Movement StudyにてCMA(Certified Movement Analyst; 2004)、Physical Mind Instituteにてピラティス・マットエクササイズの指導資格(2004)を取得。Amy Matthews氏のもとでヨガを、Michelle Gay氏のもとで空手を研修。
2012年Moving for Life(NY)の資格指導者となり、乳がんサバイバーのためのコンディショニングを始め、一般社団法人キャンサーフィットネスの理事に就任。
現在、昭和音楽大学やアーキタンツ、芸術家のくすり箱でダンスや音楽を専門とする人、立教大学、慶応義塾大学等で一般体育として、また運動指導者、ヨガインストラクター養成講座や理学療法士の講習会等、さまざまな専門分野の人々にボディ・コンディショニング、解剖学、運動生理学の指導、講義をおこなっている。

 

芳賀 直子 | Naoko Haga

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舞踊研究家。
明治大学大学院文学部演劇学専攻博士課程前期修了。(文学修士取得)

専門はバレエ・リュス、バレエ・スエドワ。大学在学時には「近代舞踊史研究会」を運営。
幼い頃からバレエに関心を持ち、大学で本格的に研究を始める。以来、研究のために広く国内外で催されるバレエ、ダンスのみならず演劇、オペラ、歌舞伎等の公演を見る。

1998年のセゾン美術館における『バレエ・リュス』での仕事以来、研究家として執筆、講演、展覧会監修等を行う。各種媒体への執筆活動と共に、そのエレガントな語り口による講演の人気も高い。
新国立劇場バレエ研修所バレエ史講師、大正大学客員准教授、関西学院大学・文学部非常勤講師、K Ballet School TTCコース・バレエ史講師としても活躍中。

<著書>
『ICON~伝説のバレエ・ダンサー ニジンスキー妖像~』(講談社)
『バレエ・リュス~その魅力のすべて~』(国書刊行会)
『拍手しすぎる日本人、行列してまで食べないフランス人』(講談社+α新書)
『バレエ・ヒストリー~バレエの誕生からバレエ・リュスまで』(世界文化社)

芳賀直子オフィシャルウェブサイトはこちら


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