“一般の方を対象としたダンスワークショップ”の教授法 ~導入編~ Part2

アーキタンツでは、バレエのペダゴジー(教授法)やアカンパニスト(伴奏者)のクラスなど、専門家としてダンスに関わる方々を対象としたワークショップを開催してまいりました。
そして今回は、みなさんの今までのダンス経験を活かし、新たな展開を生み出せるようなひとつのスキルを身につけるご提案をしたいと、昨年に続き、下記のようなワークショップを1日限定で開講致します。

DSC_5223『コミュニティダンス』とは・・・
ダンス経験の有無・年齢・性別・障がいに関わらず、「誰もがダンスを創り、踊ることができる」という考えのもと、アーティストが関わり、“ダンスの力”を教育・福祉・医療・まちづくりなど社会のさまざまな場で活かしていく、、、そんなダンスを主軸としたアクティビティ(活動)です。
このコミュニティ・ダンスの可能性を探り、ファシリテーター(ワークショップを進行するアーティスト)の役割を学ぶ、1日限りの入門講座!
『コミュニティ・ダンス』という言葉をはじめて聞いた方、これからワークショップなどの活動をしていこうと考えている方、子どもたちや高齢者など幅広い年代と関わっていこうと考えている方、大歓迎です。

日時
2015年11月28日(土) 16:00-21:00(5時間)@03studio (休憩含みます)
受講料
3,500円
講師

セシリア・マクファーレン | Cecilia Macfarlane

通訳

本田綾乃 | Ayano Honda

内容

DSCN1470*ワークショップ等の活動の場において、参加者一人一人の表現力や創造力を引き出し、全体を目的に向かって進行させていくにはどのようにしたら良いのか?などを、考え方と振り付け方法の両面から学びます。

*参加者のダンステクニックやスタイルを上達させる事ではなく、ダンスの持つ根源的な魅力や楽しさを参加者と共有することを目的として、クリエイティブな活動を行う事を重要視していきます。

*多世代を想定し、参加者自身が子供や高齢者などになったつもりでワークショップに参加するとどうなるか?など、多くの実践を交えて行います。

☆POINT!☆
・コミュニティダンスの可能性とは?(事例などを見ながら軽くご紹介)
・ダンス経験を活かしながら、社会とどのような関わりを持つことが出来るのか?(お仕事として、ダンスを社会に還元!)
・現在教えているクラスに新たな視点や手法を取り込むためのアイディアに!(バレエにも有効です!)
・テクニックの上達を目的としないワークショップの方法を知りたい方!(子どもたちの集中力をいかに持続させるか!のヒントにも?)
・学校の体育授業でダンスを教える・・・何をやったら良いのか困っている。。。という方!

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1日限りのこの貴重な機会、みなさま、是非ご参加ください!
(こちらのワークショップには通訳が入ります。)

クラスレベル・対象

ダンス経験1年以上。ジャンルは問いません。
『コミュニティ・ダンス』という言葉をはじめて聞いた方、これからワークショプなどの活動をしていこうと考えている方、子どもたちや高齢者など幅広い年代と関わっていこうと考えている方、大歓迎。

持ち物

動きやすい格好、靴下。筆記用具。ノート(スケッチブックなど硬いもの推奨)。

お申込み方法
ご予約はスタジオ受付またはお電話、メールで受け付け致します。
メールでのお申込みの際は、以下の内容をご明記の上、問い合わせフォームをご利用ください。
① ワークショップ名「”一般の方を対象としたダンスワークショップ”の教授法」
② お名前(フリガナ)
③ 年齢
④ お電話番号
⑤ 簡単なダンス歴(クラシックバレエ○○年、コンテンポラリーダンス○○年など) 
⑥ 簡単なダンス指導歴(経験がある場合。バレエ○○年、ジャズダンス○○年など)
会場・問い合わせ先
スタジオ アーキタンツ
東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル4階 (地図)
TEL:03-5730-2732
※メールでのお問い合わせは、問い合わせフォームをご利用ください。
協力:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)、慶應義塾大学法学部

講師プロフィール

セシリア・マクファーレン|Cecilia Macfarlane

セシリア・マクファーレン英国出身。パフォーマー・演出家・振付家・アートセラピスト・ダンス教育者。
30年以上にわたり、Oxford Youth Danceの設立をはじめ子どもから高齢者まで幅広い年代の人たちと一緒にダンスを創り、イギリスのコミュニティダンスを牽引してきた一人である。
“ダンスはみんなのためにある”という情熱的な信念に基づき、常にそれぞれのダンサーの独自性や個性を引き出してきた。芸術のシニアレクチャー組合員としてコベントリー大学で9年間活動し、現在客員教員として活動している。
1990年オックスフォードにダッグアウトを設立し、成人向きのコミュニティダンスグループを立ち上げた。その後コベントリーにも成人向きのコミュニティダンススクールを開き、拡大させている。ロンドンの治療・教育分野において創作アートセラピストとして芸術の研究所で訓練を行い、客員教員と同様にプロのダンスアーティストの教育者として世界中で活動。
日本では、2009年以降、大分・福岡・京都・静岡等でのコミュニティダンス普及活動に貢献している。2013年には文化庁AIR事業「習いに行くぜ!東北へ!!」の招聘アーティストとして1ヶ月間東北地方に滞在した。


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