ポストモダン・ダンスの旗手! 20世紀を代表する振付家!  特別ワークショップ

20世紀を代表するアメリカの伝説的振付家の一人、トリシャ・ブラウン。1960年代にモダンダンスから「ポストモダン・ダンスの旗手」として、既成のダンス概念を打ち破った前衛的なパフォーマンスを展開、ダンスの歴史に大きな変革をもたらしました。そして、その後に続くあらゆるコンテンポラリー・ダンスの振付家に影響を与え続け、コンテンポラリーダンスの牽引者として最前衛に立ち続けています。
昨年、トリシャ自身は第一線を退きましたが、現在、カンパニーは代表作品を再構成する形で世界ツアーを行っています。
日本公演は3月に京都でのみ。アーキタンツでは、この公演の後、カンパニーで中心となり指導をしているダイアン・マッデンを招聘し、特別ワークショップを開催いたします。
これが最後になるかもしれないと噂されているトリシャ・ブラウン・カンパニーのダンスに触れる貴重な機会です。
多くの皆様の参加をお待ちしております。

日時
2016年
3月27日(日) 17:30~20:30 @01studio
3月28日(月) 15:45~18:45 @01studio
3月29日(火) 15:45~18:45 @01studio
クラスレベル・対象 (3月18日更新)

3月27日(日)初級
ダンス経験のある方でしたら、どなたでも。

3月28日(月)、29日(火)中上級
プロフェッショナルトレーニング経験者およびプロフェッショナルダンサー
もしくは、ダンサーを目指している方など。

受講料

4,500円 / 1日
7,500円 / 2日間
10,000円 / 3日間 オススメ

各種チケット、クレジットカード:利用不可

定員:28名程度

*予約者優先。当日定員に余裕がある場合は、ご予約なくても受講頂けます。
*ご予約のお支払いは、3月23日(水)までに銀行振込もしくは、スタジオ受付までお願いしております。
*【注意】キャンセルをご希望の場合は、3月23日(水)までにお申し出下さい。未入金でありましても、24日(木)以降のキャンセルには、指定のキャンセル料が発生いたしますのでご注意下さい。

内容
トリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニーのアソシエート・アーティスティック・ディレクター、ダイアン・メイデンによるテクニッククラス。身体のアライメントと基礎を学び、トリシャ・ブラウンの厳格な真髄に迫ります。
ウォームアップでは呼吸を重視し、身体をあらゆる角度から眺める動きで、凝り固まることから身体を解放します。関節の一つひとつを意識することで踊りはよりクリアになります。スピード変動や、動き出しのきっかけを変えることを、フレーズから学んでいきましょう。即興や構成を探求することで、トリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニーの作品の奥深くを垣間見ることが出来るでしょう。

参考映像
2011年、MOMAでの公演前に今回講師として来日するダイアン・マッデンがカンパニーのことを説明しています。
https://www.youtube.com/watch?v=_NSrJypk6QE

2016年、BAMでの公演の案内映像
http://www.bam.org/dance/2016/trisha-brown-dance-company

2010年、MCAでの公演の案内映像
https://www.youtube.com/watch?v=5fmVi1Yn7Qk

ドキュメンタリー(約1時間)
https://www.youtube.com/watch?v=ET6OPHlHNZs

Trisha Brown Informance │Jacob’s Pillow Dance 1986
https://www.youtube.com/watch?v=27csx8BGN3Q

Trisha Brown: “M.O.” (1996) – Choreography to Bach’s Musical Offering (全3本)
https://www.youtube.com/watch?v=p2tBfmjIr-0
https://www.youtube.com/watch?v=wB89Sv9Fzvo
https://www.youtube.com/watch?v=78rB2Szu8GA

講師
ダイアン・マッデン |Diane Madden 
お申込み方法
ご予約はスタジオ受付またはお電話、メールで受け付け致します。
メールでのお申込みの際は、以下の内容をご明記の上、問い合わせフォームをご利用ください。

① ご希望のワークショップ名
② ご希望の参加日時
③ お名前(フリガナ)
④ 性別
⑤ お電話番号
⑥ ダンス歴など(ダンスジャンルとおおよその年数)

会場・問い合わせ先
スタジオ アーキタンツ
東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル4階 (地図)
TEL:03-5730-2732
※メールでのお問い合わせは、問い合わせフォームをご利用ください。

プロフィール

ダイアン・マッデン |Diane Madden 

ダイアンアソシエート・アーティスティック・ディレクター
マサチューセッツ州ハンプシャー・カレッジ卒業後、1980年にトリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニー入団。ダンサー、ディレクター、講師そして時には学ぶ側として約35年間ブラウンの作品に尽力し続けている。米ニューヨークタイムスより「どんな素材からも魔法を起こすことのできる数少ないダンサー」と称賛される。『Son of Gone Fishin’(1985)』、ブラウンの代表作『Set and Rest(1983)』、ニューヨーク・ダンス&パフォーマンスよりベッシー賞をダイアン個人に贈られた『Astral Convertible(1989)』など入団から2000年の『El Trilogy』幕間のソロ『Rage』や『Ladder』に至るまでオリジナルキャストとして活躍した。1984年から2000年まではブラウンのパーソナル・アシスタント、リハーサル・ディレクターとして活動。カンパニーのスペシャルプロジェクトなどを指導したのち、2010年から13年まではリハーサル・ディレクター、その後アソシエート・アーティスティック・ディレクターに就任する。カンパニーダンサーから世界中のダンススクールまで、その豊富な経験、知識により、ブラウンの幅広い作品群を後進に伝えてきた。自身の教授法の発展も留まることを知らず、即興、構成、パフォーマンススキルを意識した解剖学に基づいたテクニックを教えている。また、個人のパフォーマンスとしては、即興をベースとしたコラボレーション作品が主となっており、フミノリ・オオヌマに師事した合気道は彼女の作品に大きな影響を与えている。ダイアンは1986年と94年にプリンセス・グレース賞を受賞している。


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