12月3日、4日、『世界との出会いin仙台』が開催されました!
晴天に恵まれた仙台で『世界との出会いin仙台』が開催され、大盛況のうちに終了しました。
来年3月までに日本全国7都市で開催される本企画、9月17日、18日、19日に開かれた北九州でのリポートに続き、仙台の模様をお知らせいたします。
会場は日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)。フリースペースでは音楽やジャグリング、ダンス、大道芸の練習をされてる方々も多くいらっしゃる、仙台の文化芸術を支える施設です。
8歳~13歳のジュニアダンサー対象のバレエクラスは定員を超え、キャンセル待ちも10名ほどいらっしゃいました。オリヴィエ先生は、力を抜くこと、基本的なステップを的確にムーブメントの中で行うことを丁寧に指導していました。(受講できなかった方々すみません!また開催した際は是非!)
14歳~大人対象のクラシックバレエでは、アンディオールはポジションではなく、動きである事、難しい動きができることではなく、簡単な動きの質を上げていく事をクラス中何度も色々な形で指導していました。ちゃんと指導した事をこのクラスの中でどれだけ実現できているか、注意した事に意識をし続けられるかどうか、それは全て見ていたらわかる。頭をよく使って、集中して、この時間を過ごすことが一番大切だ、と時には厳しくも大切な事を熱心に指導するオリヴィエ先生とマイケル先生。受講生の方々も少しでも上手くなろうと懸命になっている姿が印象的でした。
そして、コンテンポラリーバレエのクラス。最初はゆっくりとウォーミングアップ。そして『身体を楽器のように使う』事をテーマに様々な即興を行い、次はオリヴィエの振付を学び、最終的には『振付られた動きで即興を踊る』という難しいことにも、皆さん大汗をかきながらチャレンジしていきます。コンテンポラリーバレエを学びたい、やってみたい!という方々が多くいらしたこのクラス、やった事のない動きにも恐る恐るチャレンジをして、できた時の笑顔がまぶしかったです。
マイケル先生のペダゴジーワークショップでは16名の方々が受講されました。
18歳以上のバレエ講師を対象として開かれたバレエの指導法を学ぶ2日間のコース。
メソッドによる教授法の違いや、日本が抱える指導方法の問題や欠点などについて、そしてそれらを改善して、バレエダンサーを育てるために必要な方法や考えを2年以上日本で指導を続けるマイケル先生がみっちり話して下さいました。指導者としての悩み、これからしていきたい事、今抱えている問題などについての質問も一つ一つ丁寧に答えていらっしゃいました。たくさんメモを取り、話し合い、仙台の方々の並々ならぬ指導への熱意を強く感じた2日間でした。
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2日間本当に沢山の方がお越し下さり、皆さん楽しんでクラスを受講して下さいました。ご参加下さった皆様、どうもありがとうございました!
次回は2016年12月10、11日はまつもと市で、12月29日、30日には東京スタジオアーキタンツで開催されます!
また、各都市でのオーディションから選ばれた方は、2017年3月24~31日に東京アーキタンツで開催される1週間のインテンシブコース『世界への歩み』にご参加頂けます。
今後の開催地の詳細は、こちら!
各都市で皆様にお会いできることを、心より楽しみにしております!