12月10日、11日、『世界との出会いinまつもと』が開催されました!

朝にはちらほら雪が舞い散る中、長野県松本市で『世界との出会いinまつもと』が開催され、大盛況のうちに終了しました。
来年3月までに日本全国7都市で開催される本企画、3都市目となる松本での模様をお知らせいたします。
会場はまつもと市民芸術館。「まつもと街なか大道芸」「空中キャバレー2015」など、市民の交流に積極的に取り組む芸術館で、エントランスに大空間が広がるまつもとの顔とも言える場所です。

会場となったスタジオ2は、壁の一面がガラス張りの開放感のある空間です。ピアノもスタインウェイ。ピアニストにとってもなかなか普段ひくことのできないピアノで、喜んでいらっしゃいました。さすが毎年音楽祭が開催されている街の劇場ですね。
今回も多くの方々に参加していただきました。ジュニアクラスとクラシックバレエ、そしてコンテンポラリーバレエのクラスを担当してくださったオリヴィエ先生のクラスは、いつも前向きで、柔らかなエネルギーに満ち溢れています。その中で一つ一つのポジションやポール・ド・ブラを丁寧に指導していきます。

『難しい技術をやろうとしなくていい。簡単な事を丁寧に。』
『シンプルな動きの中にいつも何か新しい身体の使い方を見つけて、そしてその発見をいつも楽しむ事がとっても大切。』
『何度も繰り返してやってきた動きを、いま生まれて初めてやるように新鮮な気持ちで取り組む事が重要だよ。』

クラスの中での言葉の一つ一つにオリヴィエ先生のダンス哲学が表れているようです。それを受けて、受講生の動きも顔つきどんどん変わっていきます。それでも笑顔がクラス内に溢れているのはオリヴィエ先生ならではですね。

クラシックバレエ、ポアントクラス、ペダゴジーワークショップを担当してくださったマイケル先生のクラスは、先生曰く、『ワガノワメソッドをベースに、ダンサーとして様々なカンパニーで活躍した経験、バレエ学校での指導経験をミックスし、現代に通用するバレエメソッドを伝えるクラス』との事。
指導の仕方は非常にシンプルかつ的確。その効果は、指導を受けた受講生自身がびっくりするほど!思わず笑顔がこぼれます。その指導能力の高さはポアントクラス内でも現れます。

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男性の講師がポアントクラス?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、これまた先生のお言葉をお借りすると、『私のポアントクラスは自分ひとりで考えたものでなく、女性の講師と共に作り上げたクラスです。指導者は技術への深い理解と多くの勉強、他の講師との協力によって、自身ができない技術でも生徒を指導し、その技術を習得させることができます。』
マイケル先生の指導への並々ならない自信と誇り、そしてその根拠となる経験と勉強の蓄積量は圧巻です。
そんなマイケル先生の指導法を学べるペダゴジーワークショップは今回も高密度。自身の指導法を一方的に伝えるだけではなく、受講生の方々が直面している指導していく上での疑問や、問題を積極的にシェアして、その解決方法を一緒に考え、一つの可能性を提示していきます。自身の指導法に自信を持ちつつもそれを常に新しいものに、もっとよいものにしたいというマイケル先生のバレエ指導に対する姿勢が垣間見えます。

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2日間本当に沢山の方がお越し下さり、皆さん楽しんでクラスを受講して下さいました。ご参加下さった皆様、どうもありがとうございました!

次回は2016年12月29,30日は東京都スタジオアーキタンツ、年が明けて、2017年1月8日、9日には滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催されます!
また、各都市でのオーディションから選ばれた方は、2017年3月24~31日に東京アーキタンツで開催される1週間のインテンシブコース『世界への歩み』にご参加頂けます。
今後の開催地の詳細は、こちら!

各都市で皆様にお会いできることを、心より楽しみにしております!


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