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<道>プログラム 〜華・能・史・書・雅楽〜

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この度、アーキタンツが全5回に渡ってお届けする特別ワークショップ、<道>プログラム〜華・能・史・書・雅楽〜の開催が決定致しました。

 

この半世紀の科学の急速な進歩には目を見張るものがあります。自家用車、インターネット、そしてAIにまで進歩してきました。確かに人々の生活はこの上なく便利になりましたが、あまりにも速すぎると感じませんか。この急速な進歩は人々の生活を豊かにした反面、地球温暖化を招き、異常気象による度重なる自然災害を引き起こしています。それは便利さだけを追求してきた人類に対する警告のように思えてなりません。いま人々は、この豊かな生活を享受しながらも、心のどこかにおぼろげな不安を抱きつつ、今を生きる心の拠り所を模索しているのではないでしょうか。

そこで今回は「道」という言葉に注目してみました。道という言葉を辞書で調べてみると、人の行うべき道理とあります。それは、自然や人に対して努めるべき正しい道筋だと思います。日本の古典文化には、遠い昔から綿々と伝承されてきた、書道、茶道、華道、雅楽や能などの芸道、武道・・・など道のついた様々な分野があります。現在まで色褪せずに受け継がれている事実は、「道」の精神に適っているからではないでしょうか。 アーキタンツ<道>プログラムでは、その「道」の精神を改めて考えてみたいと思います。その「道」一筋に歩んで来られた先生方をお迎えし、人生観や体験談、歴史や技法、またその技術の一端なども披露していただくスタイルの講座です。気軽に古典文化に触れていただき、今を充実して生きるためのヒントを掴んでいただければ幸いです。

 

全クラスどなたでも受講頂ける未経験者を対象とした講座となっておりますので、お気軽にご参加下さい。

 

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■「能」に触れる

<アーキタンツ>津村禮次郎先生 能クラス from architanz on Vimeo.

伝統芸能の中でも一際敷居が高そうと思われる能。今回の講座では、能の発祥から歴史を学び、番組構成や流派など現在に於ける能文化を、映像を交えながらご紹介いたします。後半では、実際に能の発声(謡)と歩き方(仕舞)など、基本に挑戦してみます。また、今回は特別に、能面や装束(能の衣装)を見て触れることの出来る貴重な機会となります。また津村先生の講義は多岐にわたる知識を得ることができると好評を得ています。

 

【日程】

2022年10月30日(日)16:00~18:00 @03スタジオ

 

 

【持ち物】

動きやすい服装、筆記用具、ノート、白足袋*、能や日本舞踊のお扇子*(*お持ちの方はご持参ください)

 

 

【講師】

津村禮次郎(観世流緑泉会代表。重要無形文化財(能楽総合)保持者。公益社団法人能楽協会・一般社団法人日本能楽会会員。)

能楽師シテ方観世流。緑泉会会主。津村紀三子、観世喜之に師事。 91年重要無形文化財保持者に認定。79年より毎年小金井薪能を企画制作、本年43回目を迎えた。古典能の公演のほか、若手の育成にも務める。また、新作能や森山開次等との創作活動、海外公演も多数。2010年度文化庁文化交流使。15年『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』が公開される。

 

 

■「雅楽」に触れる

私たちにとってあまり縁のない世界、未知の芸能と思われる雅楽。 お正月に流れる笙の音色ぐらいしか思いつかない方も多いのではないでしょうか? 今回は特別に宮内庁式部職楽部に所属されている久恒先生に講座をお願いすることができました。 そもそも雅楽とは何を指しているのか? 楽器の構成やその紹介から始まり、歴史背景や現在の演奏体系を説明して頂きます。 後半には舞を体験して頂くことのできる稀な非常に稀な機会です。

 

【日程】

2022年11月27日(日)16:00~18:00 @03スタジオ

 

【持ち物】筆記用具、ノート

 

【講師】

久恒壮太郎(重要無形文化財保持者。)

重要無形文化財保持者。1983年生まれ。 98年、中学校を卒業後、楽部本科楽生に採用。七年間の修行の後、2005年に楽師に任官し、宮中の行事、国立劇場や地方公演などに従事。12年、エディンバラフェスティバル、オランダ・フロリアード公演に参加。15年、フランス・パリ、ストラスブール公演に篳篥の主席奏者として参加。

 

 

 

「バレエ史」に触れる

「バレエを学んではいるけれども、見に行く習慣がなくて」、「観に行っても、楽しみ方がわからないかもしれない」、そのような思いをお持ちの方に向けた講座です。バレエの起源から現代までの歴史を俯瞰して学び、その過程で数々の作品に触れ、バレエを鑑賞する上での極意を学びます。歴史の裏側、秘話なども交えながら、歴史を知れば、もっとバレエが面白くなる!!と思えるような講座です。

 

【日程】

2023年1月14日(土)16:00 ~ 18:00 @03スタジオ

 

【持ち物】

筆記用具、ノート

 

【講師】

渡辺真弓
お茶の水女子大学、同大学院修士課程で舞踊教育学を専攻。1990年『毎日新聞』に舞踊評を執筆し正式デビュー。91〜06年パリ在住。放送大学非常勤講師を経て、19年より東京都立総合芸術高校舞台芸術科特別専門講師、共立女子大学文芸学部劇芸術専修講師、オン・ステージ新聞編集長・主筆に就任。芸術選奨推薦委員、文化庁芸術祭審査員等を歴任。

 

 

 

 

「書道」に触れる

手書きで文字を書く機会が減っている今日このごろ、美しい文字を見ると、その魅力を感じる方もい多いのではないでしょうか? 前半は、先生ご自身の体験談も交えながら書の歴史や文字の分類の解説をして頂きます。この講義を通して、書の全体像をご理解いただきます。後半には、実際に先生に筆を持っていただき書家の作品作りをデモンストレーションして頂きます。そして最後に希望者には書を体験していただきます。

 

【日程】

2023年1月29日(日)16:00 ~ 18:00 @03スタジオ

 

【持ち物】

筆記用具、ノート、書道の筆(お持ちの方はご持参ください)

 

【講師】

松尾光晴

新井光風に師事。現在、日展会友、読売書法会理事・謙慎書道会常任理事・ 全日本書道連盟正会員・猗園文会準会員・淇水文会会員。第 72 回謙慎 書道会展にて西川賞(最高賞)を受賞し、同年日展初入選。読売書法展 審査員 1 回、謙慎書道会展審査員 3 回。浅草橋光雲堂教室講師・小山 書道教室講師。現在、実践女子大学講師を務める。

 

 

 

 

「いけばな」に触れる

いけばなの特徴、歴史と現在の展開、草月流についてなどを冒頭に講義頂いた後、いけばなの表現要素「線・色・塊」、いけばなにおける「空間と体」の捉え方について、実際に講師がデモンストレーションを行いながら、説明をしてくださいます。後半は、「植物に触れる」ことにフォーカスし、皆様にもいけることを体験していただきます。花材をお持ち帰り頂くことも出来ますので、季節の植物を楽しみにして頂けましたらと思います。

 

【日程】

2023年2月5日(日)16:00 ~ 18:00 @03スタジオ

 

【持ち物】

筆記用具、ノート、生花を持ち帰る袋(お持ちの方はご持参ください)

 

【講師】

倉田康治(草草月流師範 いけばな作家)
草月流師範。いけばな作家。草月流本部アトリエにて勅使河原茜家元の制作助手をつとめる。いけばなパフォーマンスユニット「座・草月」メンバー。ホテル・レストラン、TV番組、野外でのインスタレーション、舞台美術など、さまざまなシーンでのいけばな作品のデザイン・制作を多数手がける。

 

 

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【お申し込み方法】

お電話もしくは、下記リンク先よりウェブ申込みにて承っております。 

▽電話申込み▽

アーキタンツ:03-5730-2732

▽ウェブ申込み▽

https://forms.gle/fvkdWQsUSc3KZifg6

 

【受講料】

▽一般受講料▽

3,000円

 

▽港区在住・在勤・在学▽

2,500円 
*港区在住・在勤・在学の方は、当日、証明できるものをご持参下さい。(社員証、写真付きマイナンバーカード、国民健康保険証、学生証など)

 

▽高校生以下▽

無料

 

【お支払方法】

当日、クラス開始前に受付にて現金にてお支払いください。

 

【会場・お問い合わせ】
アーキタンツ 03スタジオ
東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル4階
03-5730-2732 (平日 : 9:00-21:30、土日祝9:00-19:30)

アクセス : http://a-tanz.com/access

 

主催:道プログラム
協力:株式会社アーキタンツ
助成:公益財団法人港区スポーツ文化健康財団[Kiss ポート財団]令和4年度港区文化芸術サポート事業