マルコ・ゲッケ作品レパートリーワークショップ開催!(事前申込制)
ワークショップNDTⅡ(ネザーランド・ダンス・シアターⅡ)にて上演された振付家マルコ・ゲッケのレパートリーワークショップを2日間にわたりアーキタンツにて開催します。
講師は、現在マルコ・ゲッケのアシスタントとして活動をしており、また来シーズンからは、スイスのバーゼル市立劇場バレエ団にて、マルコ・ゲッケとの共同ダイレクターへ就任が決まっているLudovico Pace(ルドヴィコ・ペイス)先生です。
実はアーキタンツでは、2016年には日本初演の『火の鳥のパ・ド・ドゥ』、2014年には世界で初めて女性キャストで『モペイ』を上演するなど、主催公演にて日本で真っ先にゲッケの作品上演を行っているのです!!
ゲッケの作品は今年の夏に開催された『NDT Japan Tour 2024』でも上演されたので、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか?
(上演作品:”I love you, ghosts” by Marco Goecke)
photo : Philip Contag-Lada
今回学んでいく作品は“Wir Sagen uns Dunkles”という作品です。
この作品はNDT Ⅱにて上演され、2019年に開催されたオーチャードガラではNDTⅡの二人、石丸ニコルと福士宙夢によって上演されました。
ゲッケの振付は基本的にとても細かくスピーディーで、時折使われる大きなステップがその印象をさらにひきたてています。
作品の独自性が強いことが特徴で、ダンサーや観客は言葉を介さず、身体を通してその作品を感じることができます。
ゲッケの作品を日本で学ぶことのできる貴重な機会となっております。
皆様のお越しをお心よりお待ちしております。
photo : Philip Contag-Lada
【ワークショップ内容】
レパートリー:”Wir Sagen uns Dunkles”
振付家:Marco Goecke / マルコ・ゲッケ
本作品はNDTⅡのために創作されました。
二人の詩人、イングボルク・バッハマンとパウル・ツェランの長年の文通から着想を得て創作された作品です。
作曲家フランツ・シューベルトとアルフレッド・シュニトケの音楽と、イギリスのロックバンドプレイセボの音楽が巧みに融合しており、人間関係や人間の魂の奥深くに潜む弱く暗い側面を、身体にうつしだしています。
ゲッケな独特な振付が、観客を常に驚かせ、想像力をさらに掻き立てます。
【作品映像】
video: Philip Contag-Lada
【振付家プロフィール】
Marco Goecke|マルコ・ゲッケ
ミュンヘンのハインツ・ボスル財団バレエアカデミーおよびハーグ王立音楽院を修了。その後、ベルリン国立歌劇場やハーゲン劇場で活躍する。2000年には初の振付作品「ロッホ」を創作・発表。その後、シュトゥットガルト・バレエ団のダンサーと共にノヴェール協会へ作品を提供する、またニューヨーク振付研究所から招聘を受ける。2003年7月には、シュトゥットガルト・バレエ団の作品「ブラッシング」でハンブルクのプラ・ドン・ペリニョン賞を受賞。
その後の数年間で、モンテカルロ・バレエ団、ノルウェー国立バレエ団、シアトルのパシフィック・ノースウエスト・バレエ団、ベルリン国立バレエ団など、国際的なカンパニーへ数多くの作品を提供。2005/2006シーズンにはシュトゥットガルト・バレエ団のレジデント振付家に就任し、2006年12月には初の物語バレエ「くるみ割り人形」を創作、その後ZDFの劇場チャンネルで映像化される。2006年から2012年までロッテルダムのスカピーノ・バレエ団でもレジデント振付家を務める。2013/2014シーズンからはオランダ・ダンス・シアターのアソシエイト振付家として活動する。2019年から2023年にはシュトゥットガルトのゴーティエ・ダンスのアーティスト・イン・レジデンス、ハノーファー州立バレエ団の芸術監督を務める。
ゲッケは数年間で90作品以上を創作しており、多くの作品は元々の制作団体以外でも上演されています。(テルアビブ、サンパウロ、モントリオールのグラン・バレエ団、カナダ国立バレエ団、ミュンヘンのバレエ劇場、ヘルシンキのフィンランド国立バレエ団、モスクワのスタニスラフスキー劇場、チューリッヒ・バレエ団、デュッセルドルフのライン・ドイツ歌劇場、ウィーン国立歌劇場などで上演)
2005年にバーデン・ヴュルテンベルク州文化賞、2006年にモンテカルロのニジンスキー賞、2015年に雑誌「Tanz」の批評家調査での年間振付家賞、オランダのダンス賞ズワン、2017年のイタリアのダンザダンザ賞など、国際的な賞を多数受賞。特に、2016年にシュトゥットガルトのゴーティエ・ダンスのために創作したフルレングス作品「ニジンスキー」は、以来世界ツアーでも大成功を収める。
2022年にはジリ・キリアンリングとドイツダンス賞2022を受賞。2016年に出版された「ダークマター」(ケーニヒハウゼン&ノイマン、ヴュルツブルク)では、作品の概要が紹介される。
2023年にオスカー・ワイルドの生涯と作品に基づいたフルレングス作品「A Wilde Story」(ハノーファー州立バレエ団)や、「In The Dutch Mountains」(オランダ・ダンス・シアター)を発表。2025/26シーズンからはバセル劇場のバレエの芸術監督兼レジデント振付家に就任予定。
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【日時】
2024年10月19日(土)18:45-20:15 @01studio
2024年10月20日(日)18:45-20:15 @01studio
*事前申込制となっておりますので、下記申込み方法を必ずご確認ください。
【受講料】
2日間通し:6,000円(税込)
1日受講:3,000円(税込)
*A・Bチケット共に使用可能(Bチケットを使用する場合は1クラス毎に追加で¥500お支払いいただきます。)
*2日通し受講推奨。
【定員】
40名程度 / 各クラス
※定員になり次第、受付終了となりますのでお早めにお申込み下さい。
【持ち物】
動きやすい格好
バレエシューズもしくは、靴下
【対象】
中学生以上
【お申込み受付中】
▽お申し込みはコチラ▽
https://forms.gle/Tr8kANsbpFzJd5D16
【お支払い方法】
オンラインでの事前クレジット決済(現金不可)、またはチケット利用。
*〈チケット利用につきまして〉:
(事前にアーキタンツにお越しいただき、当ワークショップにご参加の旨をスタッフまでお申し付けください。その際にチケットに押印いたしますので、それを持ちましてお申し込み受付が完了となります。なお、当日のご参加は定員に空きがある場合に限り可能となり、その際は受付にて参加費をお支払いいただく(チケット利用不可)形となりますこと、予めご了承ください。(現金、カード、キャッシュレッス決済対応可)
*お客様の都合によるキャンセルの場合はご返金致しかねます。あらかじめご了承ください。
【講師】
Ludovico Pace|ルドヴィコ・ペイス
ドイツ ジョンクランコバレエ学校にて研鑽を積み、シュトゥットガルトプロフェッショナル・ダンス・スタディ&トレーニング・ディプロマを取得。2006年ローザンヌ国際バレエコンクール出場。その後、パリ国立高等音楽・舞踊院、パリ・オペラ座バレエ学校にて学ぶ。シュトゥットガルト・バレエ団に入団後はジョン・クランコ、ウィリアム・フォーサイス、イリ・キリアン、モーリス・ベジャールなど多くの振付家の作品にてソリストを務めた他、同カンパニーにてリハーサル・ディレクターやアシスタント振付家などとしても活躍。
ニーダーザクセン州立ハノーファーバレエ団にてバレエ・マスターを務めた後、現在はフリーランスとして振付家マルコ・ゲッケのアシスタントとして活動中。
来シーズンからは、スイスのバーゼル市立劇場バレエ団にて、マルコ・ゲッケとの共同ダイレクターへ就任が決まっている。
【会場・お問い合わせ先】
スタジオアーキタンツ|Studio ARCHITANZ
〒105-0023 東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル4階
Tel:03-5730-2732