2019.02.24
児玉北斗によるコレオグラフィー ワークショップ
ワークショップ
コレオグラフィーとは?を考え続け、ワークショップ経験も豊富な児玉北斗による、ダンサーのための振り付けワークショップ。
【日時】
2019年2月24日(日)16:30-19:00 @02studio
【クラス内容】
私たちが「身体」と呼ぶ何かに「刻みこまれているモノ」と「振り付けという行為」の 関係性について考えている児玉は、振付家たちが主催するワークショップや筑波大学にてゲスト講師として招聘されている。現在、日本において、振付そのものを考え、提示出来る数少ない現役ダンサー、振付家。参加者は彼から提示される課題に取り組み、フィードバックを受けていく。
「昨今のコンテンポラリーダンスの創作現場では、振付家の指示を受けたダンサーが動きやモチーフを制作する、という方法が頻繁にとられます。こうした方法は面白い結果を産む事もありますが、ダンサーには新たなスキルが要求され負担が大きくなってしまうのも事実です。「作れるダンサー」が重宝されがちな傾向の中で、プレッシャーを感じてしま い、自信をもって創作プロセスに参加できないという方も多いのではないでしょうか。そんなモヤモヤを乗り越えるため、なぜそのような方法がとられるか?そしてその問題点は?などを踏まえながら、実際に動きのマテリアルを作ってみるワークショップです。
私がダンサーとして多くの振付家と関わって来た中で実際に与えられたタスクをいくつか試しつつ、動き・作り・共有し・振り返る作業をしていきます。落ち着いて取り組むために、少し長めに時間を取りました。参加者がそれぞれ自分にあったアプローチを見つけるきっかけになればいいな、と思っています。 」
【クラスレベル・対象】
振付経験が少しでもあるダンサー
【持ち物】
動きやすい服装
【定員】
15名
※先着順となります
【受講料】
¥4,000
【お申し込み開始日】
2019年1月8日(火)12:00~
【お申し込み方法】
ページ下の「申込みフォーム」より、お申し込み下さい。
※定員に達したため、ご予約を締め切らせていただきました。ありがとうございます。
【お問い合わせ】
スタジオ アーキタンツ
〒105-0023
東京都港区芝浦1-13-10第3東運ビル4階
TEL:03-5730-2732
【講師プロフィール】
幼少より両親のもとでバレエを始め、2000年ヴァルナ国際コンクール銀賞、サンフランシスコバレエスクール留学。2001年より2016年にかけてアルバータバレエ、レ・グランバレエ・カナディアン(ファースト・ソリスト)、ヨーテボリオペラ・ダンスカンパニー、スウェーデン王立バレエ(ファースト・ソリスト)にて活動し、その後フリー。Roy Assaf, Wim Vandekeybus, Mats Ek, Johan Inger, Alexander Ekmanなどの創作に参加、初演キャストを務めるほか、Ohad Naharin, Sasha Waltz, Crystal Pite, Sharon Eyalなどのレパートリーでも活躍。2013年JAPON dance projectを立ち上げ、2014年と2016年の東京・新国立劇場の主催公演では、振付・出演・作曲を担当。2017年、初の単独公演としてソロ作品『Trace(s)』、同年に大植真太郎と共作で『inspiration/delusion of SWAN LAKE』を発表。2016年よりストックホルム芸術大学(DOCH)修士課程に在籍し、2018年『Untitled (I speak, I lie, I admit)』を発表し修了。芸術学修士(振付)。同年夏には梅田宏明主催Somatic Field Project振付家ワークショップにてモデレーター・講師、平原慎太郎主催OrganWorks振付家育成講座「Terra.Co」にて講師を務めた他、筑波大学ダンス部、ジュニアカンパニーLABなどでもワークショップを指導した。近代的主体・身体の政治性とコレオグラフィーの連関について当事者的な問題意識を持ち続け、理論と実践の緻密な相互作用を基盤とした作品を制作している。www.hokutokodama.com