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2023.09.08

〈ドレスデン・パルッカ・シューレ〉学校紹介

オーディション

ドイツで唯一の私立ダンス大学として、数多くの振付家やダンサーを輩出している、ドレスデン・パルッカ・シューレ。

 

バレエ、コンテンポラリー、即興の3つを軸としたカリキュラムのもと、一人ひとりの個性を最大限に引き出すことに重点をおいた指導方針を最大の魅力とし、自主性と創造性を育みながら、それぞれの個性をもって芸術分野に貢献できるダンサーを生み出す事を目標としています。

 

大学と統合された中等学校や、寮、劇場、フィジオセンター等が完備された生活環境は様々な出会いや刺激に溢れ、一つの事に偏ることなくバランスの取れたダンサーへと成長するための多くの経験や学びを得ることが出来ます。 

 

近年の卒業生は、NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)ハンブルグバレエ団、バットシェバ・アンサンブル、フィンランド国立バレエ団、ドレスデン・フランクフルト・ダンスカンパニー、ドレスデン国立歌劇場バレエ団など、第一線のカンパニーで活躍しています。

 

学校URL:http://www.palucca.eu/en.html

 

 

■ 所在地

ドイツ・ザクセン州ドレスデン

 

■ 募集コース

BAプログラム
*学士号(Bachelor of Arts、4年制大学卒業資格)取得コース

 

■ 入学対象年齢

15歳-19歳(2024年1月1日時点)

 

■ 学年

3年制

 

■ 学期

8月中旬から翌年7月
*2学期制、途中入学不可

 

■ 生徒数

3学年約200名
*200人の学生が在籍(26カ国からの学生が在籍)
*BAコースの生徒は75%が留学生(内14人が日本人学生)

 

■ コース

ダンス実技:合計32時間/ 1週間

座学と自習時間:合計40時間/ 1週間

試験:2回/年

 

■ 授業内容・科目

バレエ、コンテンポラリー、インプロビゼーション、パ・ド・ドゥ、コンテンポラリー、ヴァリエーション、コンテンポラリーレパートリー、ピラティス、フィットネス、ダンス&メディア、ダンス&建築、音楽、振付構成、リハーサル、公演企画、ダンス史、美術史、演劇論、ドイツ語、英語

 

■ 言語

英語(A1以上のレベル必須)
*A1:日常会話でよく使われる表現やごく初歩的なフレーズを理解して使用できる基礎段階の英語使用者に相当。

 

■ 舞台

年に数回の学校公演
*主に授業内容に基づいた演目を行います。

ドレスデン国立歌劇場バレエ(ゼンパー・オーパー・バレエ団)公演への出演機会あり
*24-25のシーズンでは『眠れる森の美女』への出演機会が得られる機会があります。

 

■ 学費

無料
*学期ごとに(年間2学期)、約375ユーロの学生税がドレスデン市に支払いが必須となりますが、それにより以下の項目が適用、免除となります。

・公共交通機関利用時の交通費免除

・カフェテリア利用時や文化イベント、公演、博物館利用時の学生価格適用

・事故保険の無料保証
*健康保険は含まれません。事前に日本またはドレスデン市にて、ドイツでも有効な健康保険の契約が別途必要となります。

 

■ 学生寮・滞在先

18歳未満:キャンパス内の寮に滞在
18歳以上:キャンパスから近くのドレスデン学生サービスの学生寮に滞在
*上記どちらの寮も300€程度の寮費が発生します。(部屋の種類によって寮費の変動が発生)

 

■ 卒業後の資格

学士(Bachelor of Arts)取得

 

■ 主な卒業後の進路

NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)、ハンブルク・バレエ、バットシェバ・アンサンブル、フィンランド国立バレエ、ドレスデン・フランクフルト・ダンスカンパニー、ドレスデン国立歌劇場バレエ(ゼンパー・オーパー・バレエ団)、バレエ・アム・ライン

 

■ 主な卒業生

ドレスデン国立歌劇場バレエ(ゼンパー・オーパー・バレエ団):
Anthony Bachelier (Soloist), Christian Bauch (principal), Johannes Goldbach, Carl Becker, Kanata Ijima, Ayaha Tsunaki (principal)

 

バットシェバ・アンサンブル: 
Victor Duval

バレエ・アム・ライン:
Nikolas Jendricks, Edwin Somai, Sara Giovanelli

Kバレエカンパニー:
Natsuki Yamada

 

■ 校長紹介


Jason Beechey | ジェイソン・ビーチェイ

ドレスデン・パルッカ・シューレ校長(2006年就任)

カナダ国立バレエ学校、ワガノワ・バレエ・アカデミー、スクール・オブ・アメリカン・バレエで学び、その後ロンドンシティバレエ団やシャルルロワ・ダンスで踊る。

またダンサーとして活躍すると同時に、ワロン・ブリュッセルの振付センターで教育学長を努めるほか、自身のスタジオを運営するなど精力的に活動。ウィリアム・フォーサイス、ウェイン・マクレガー、フレデリック・フラマン、プレルジョカージュが芸術監督を務めるD.A.N.C.Eプログラムではクリエーター兼コーディネータを務めた。

2009年よりローザンヌ国際コンクールの芸術委員メンバーに選出、以来アーティスティック・アドバイザーとしてコンクールに参加するほか、ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)では審査委員を務めている。

 

■ 施設紹介

学校キャンパス内に11のスタジオ、劇場、ジム、治療室、教室、食堂、寮、公園完備。