ダミアン・ジャレ振付パリオペ&NDT1作品ワークショップ 申込受付中!
ワークショップ今年の夏は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のダミアン・ジャレ&エミリオス・アラポグルが’急遽来日!!
彼らの活動はダンスの領域を超え、視覚芸術、音楽、映画、演劇、ファッションなどのさまざまな分野に広がっています。
先の5月には、彫刻家 名和晃平との共同制作によるパフォーマンス三部作を収めた作品集『VESSEL / Mist / Planet [wanderer]』が、大型本として刊行されたばかり。
その中の「VESSEL」は森山未來も出演したスペクタクルで、日本で初演され世界ツアーを続けています。
そんなダミアン・ジャレ&エミリオス・アラポグルが作品を自らコーチする特別ワークショップを開催致します!
今回の取り上げる作品は、ダミアンがパリオペラ座へ振付けた『BRISE-LAMES』とネザーランド・ダンス・シアター1へ振り付けた『MIST』の2つの作品を取り上げます。世界の最先端で活躍している振付家ダミアンから、直接作品を学ぶことのできる貴重な機会となります。
また、彼は親日家としても知られ、ワークショプでの出会いをきっかけに多くの日本人ダンサーと「VESSEL」のような作品を生み出しています。
そのダミアン&エミリオスから直接指導を受けることのできる稀にみる機会を、バレエダンサーもコンテンポラリーダンサーも、どうぞお見逃しなく!
◉パリオペラ座へ振付けた『BRISE-LAMES』ー 7月18日 (祝・月) 〜 7月20日 (水)
©JR
『BRISE-LAMES』について
https://damienjalet.com/project/brise-lames/
「BRISE-LAMES」はパリ・オペラ座バレエ団のために、ビジュアルアーティストJR、作曲家でピアニストの中野公威、ダンサーのエミリオス・アラポグルと協力し、2020 年パンデミックの状況で作られた9人のダンサーによる作品です。
初演時は、残念ながら初演5日前にロックダウンとなり公演は中止となりましたが、フランスのテレビクルーによって撮影され、ルイーズ・ナルボニ監督とダミアン・ジャレの密接な協力により、この作品は映像化されました。
その映像作品は、フランスの大手新聞社 ” Les ” が発表した2020年の ” 15 Great Performance ” に選ばれました。
それらの実績が話題となり、パリ・オペラ座の2021/2022 シーズン幕開けとして、2021年9月24日にガルニエ宮にて上演されました。
【日時】
2022年
7月18日(月)18:45-21:45 @01studio
7月19日(火)15:15-18:15 @01studio
7月20日(水)15:15-18:15 @01studio
【受講料】
▷7月18日、19日、20日
3日間通し:15,000円(税込み)
1日受講:6,000円(税込み)
*ただし、基本は3日間連続受講となりますので、振付は継続しておこなわれます。
【定員】
35名程度
==========
◉NDT1へ振付けた『MIST』ー 7月21日 (木)〜7月22日 (金)
©Rahi Rezvani
『MIST』について
https://damienjalet.com/mist/
https://damienjalet.com/project/mist/
「MIST」は、ベルギー出身のフランス人振付家ダミアン・ジャレと日本のビジュアルアーティスト名和晃平による3つのプロジェクト『VESSEL』『PLANET [wanderer]』に続く、ダンス映像作品の一つです。
本作が制作・撮影されたオランダでよく見られる霧の立ち込める現象に着想を得ており、蒸発・凝縮・落下する水の力学を想起させる身体性によって、現実と蜃気楼の間の儚い空間を探求しています。
死後の魂の移動に関するさまざまな神話や日本の神道にもインスピレーションを受けた、ダミアン・ジャレの振付は、イランの撮影監督ラヒ・レズヴァーニとウルス・ショネンバウムの照明によって、新たな次元へと導かれ、レオナルド・ダヴィンチの「スフマート」という被写体とその周囲の境界をぼやかす技法を思い起こさせます。
「Mist」は、パンデミックの最中に制作され、その曖昧さに身を委ねながら、見る者を催眠状態に陥れる超越した美しさを見出しています。
【日時】
2022年
7月21日(木)15:15-18:15 @01studio
7月22日(金)15:15-18:15 @01studio
【受講料】
▷7月21日、22日
2日間通し:10,000円(税込み)
1日受講:6,000円(税込み)
*ただし、基本2日間連続受講となりますので、振付は継続しておこなわれます。
【定員】
35名程度 / 各クラス
==========
【お申込み受付中】
※定員になり次第、受付終了となりますのでお早めにお申込み下さい。
【お申込み方法】
下記のリンクよりお進みの上、受講料をお支払いの上お申し込みください。
▽お申込みはコチラ▽
https://my-site-108350-109650.square.site
【お支払い方法】
オンラインでのクレジット決済
※お客様の都合によるキャンセルの場合はご返金致しかねます。あらかじめご了承ください。
【講師プロフィール】
ダミアン・ジャレ | Damien Jalet
振付家。ダンスをはじめ、彫刻家のアントニー・ゴームリーやミュージシャン、映画監督、デザイナーらと作品の合同制作をするほか、オペラや音楽ビデオの振付を手がけるなど、その活動は多岐にわたる。
2013年パリ国立オペラにおいて、シディ・ラルビ・シェルカウイ、マリーナ・アブラモヴィッチと共同創作した『Boléro』を初演、好評を博し、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を受章。
近作として、ジム・ホッジズらとコラボレーションした『THR(O)UGH』(2015)、『BABEL 7.16』(2016,「 アヴィニョン演劇祭 2016」) などがある。2017年には、イギリスのナショナル・ユース・ダンス・カンパニーのアーティスティックディレクターに任命されている。 パリ国立シャイヨー劇場のアソシエイト・アーティスト。
日本のビジュアルアーティスト名和晃平との「Vessel」を振付・演出し、
した。
2018年メキシコ国立現代舞踊団CEPRODACの20人のダンサーのための作品「Omphalos」を制作し、音楽家の原摩利彦、坂本龍一、衣装デザイナーのジャン=ポール・レスパニャールと再びチームを組み、セットデザイナーのホルヘ・バリーナと初めてコラボレートした。
2019年、パリのシャイヨー国立劇場の「アーティスト・イン・レジデンス」に就任。ここで、ポール・トーマス・アンダーソン監督、トム・ヨーク主演の全編ダンス作品『アニマ』を振付し、本作の音楽も担当した。
2020年9月、パリ・オペラ座バレエ団から直前のオファーを受け、ガルニエ宮のプロセニアムで上演される作品を制作することになる。ここでジャレは、ビジュアルアーティストのJR、ピアニストの中野公威、ダンサーのAimilios Arapoglouとともに『Brise-Lames』を創作する。
翌年、ネザーランド・ダンス・シアターのための作品「Mist」、現在初演中の「Planet (Wanderer)」などを発表する。2021年9月にパリ・シャイヨー劇場で初演された『Planet [wanderer]』は、いずれも名和晃平とのコラボレーションである。
また、ミュージシャンや映画監督とコラボレーションをしており、マドンナのライブやプロモーションビデオ作品の振付、映画『サスペリア』での振付も行うなど数多くのシーンで活動している。
=====
エミリオス・アラポグル | Aimilios Arapoglou
ダンサー、振付家。
ピレウス大学国際・欧州関係学課程とギリシャ国立舞踊学校を卒業後、ブリュッセルに拠点を移し、シディ・ラルビ・シェルカウイ、ダミアン・ジャレ、スコティッシュ・ダンス・シアター、モル シャニ、ジュクスタポーズ・ダンス・カンパニー等、多彩な芸術家とともに活動を行っている。
主な作品に『Bolero』(2013年パリ・オペラ座)、『YAMA』(2015年スコティッシュダンスシアター)、『BABEL』(2016年アヴィニョン演劇祭)では作品制作のためイーストマンに招聘される。
近年では、京都のアートレジデンシー「ヴィラ九条山」で制作された名和晃平とダミアン・ジャレのコラボレーション作品『Vessel』に企画段階から参加、京都での初演をはじめ世界ツアーに出演している。
ヨーテボリ・オペラへダミアン・ジャレとビジュアルアーティストのジム・ホッジスが制作した「Skid」に参加。
以降、ダミアン・ジャレが演出・振付する全ての作品にアシスタント、出演者として参加している。
【会場・お問い合わせ先】
スタジオアーキタンツ|Studio ARCHITANZ
〒105-0023 東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル4階
Tel:03-5730-2732