ローザスのスペシャルオープンクラスレポート!
コンテンポラリーダンス7月7日・8日の2日間にわたる”ローザス”によるスペシャルオープンクラスが、ここアーキタンツで開催されました!
ダンスカンパニー「Rosas(ローザス)」は、1983年に振付家アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルによって結成され、ベルギーを拠点に世界各地で上演を行っている、コンテンポラリーダンスを語る上で欠かすことのできない、シーンを牽引するカンパニーの1つです。
今回はそのカンパニーでご活躍中の3人の若手ダンサー、橋本唯香さん、Anika Edström Kawajiさん、Robin Haghiさんから直接ローザスメソッドを学べる贅沢な2日間でした!本日はその時の様子をお伝えいたします✨
まず1日目。この日はパートナリングを通して、他者、自己の身体、さらには空間を“感じる”ことを体感したクラスでした。
一人は、空間を自由に動き相手をリードし、もう一方の人は、目をつぶって相手の腰に手をあて、その片手から感じる感覚のみでパートナーの動きをフォローしていきます。視覚を遮ることで、より「触覚」に集中し、相手の敏感な動き、またそのエネルギーをキャッチすることができます。
また、今度は目を開けた状態で相手の動きをフォローしていきます。“パートナーからの情報を受け取り、また同時的にそれを自分の身体を通して発信していく”。シンプルなようですが、常に身体が反応できる状態である必要があり、これがとても難しいのです…!
ダンスを日常的にする方にとって、自分の身体にフォーカスを当てることが多いですが、他者を感じ、そしてそこにいる人と共有している空間を意識する、そんな体験はなかなか貴重なものです✨
→クラスの様子を動画で少しだけ公開中!こちらをクリック!
そして2日目はローザスで用いられるダンス・コンポジションを体験!
カンパニーが使ったメッソッドに基づいて自分たちのフレーズを作り、一つのムーブメントを作りあげました。このクラスでは、新しい動きを学ぶのではなく、自分たちが持つ単純なアイデア(動き)からどれだけの表現が生まれるかを、構成の組み立てをあれこれ変えていくことで体感しました。
ローザスならではの創作ツールとシンプルなアイディアから生まれる多様な可能性を探索したこの2日間。参加者の皆さんにとって新しい“気づき”の場になっていたらと思います!
ローザスの皆さん、ありがとうございました!