芥川龍之介の『藪の中』を能楽堂で。
公演 藪の中何度かご紹介をさせて頂いております『藪の中』(演出振付︙島地保武)公演が、いよいよ今月13日に初日を迎えます。
12月28日には、昨年最後の通し稽古が行われ、取材もありました。
取材の内容は、公開されたら、またご紹介させていただきますね。
今回の作品は、以前にも増して『能楽堂』と『身体』にフォーカスされ、出演者の経験の賜物を強く感じることの出来る作品です。
身体だけで、その『役』の感情を、この複雑なストーリーの中でも感じることができます。
本日は稽古の模様ともに、配役を公開したいと思います!!
えーっと。藪の中って、どんなお話でしたっけ??? という方は、ウェブサイトを検索しますとウィキペディアや1分間名作あらすじ、など、わかりやすく簡潔に教えてくださると思います。
早速ご紹介致しましょう。
まずは、想像に難くないところから。
・真砂 酒井はな
大人しく貞淑という表の顔と、妖艶でありかつ芯の強さや自己の企みを持つなど、複雑な感情を表現できるダンサーはこの方しか居ないのではないでしょうか?
・金沢武弘 小尻健太
安定のパートナリングとクオリティを見せてくれる小尻さん。能楽堂という異空間でも、床が滑っても、足袋を履いていても、そのクオリティは健在です。元侍という役どころも熟(こな)してくださっています。
・樵 東海林靖志
フォトジェニック過ぎる東海林さんは、今回、唯一長セリフで事件のことを解説します。この作品の要ともいえる樵の証言を、とくとご堪能下さい。
・多襄丸 島地保武
初演では樵役で<見ている人>を演出振付家として体現していましたが、今回はガッツリ作品に入り多襄丸を演じます。今回、多襄丸にウラ?のキャラクター設定がされているという・・・ 何だか気になります。
そして、最後に津村禮次郎さんの役どころ・・・・
ぜひ、会場に足をお運び下さい。そこで津村さんの役を目撃して下さい。
<公演情報>
公演日時:
1月13日(木)19:00開演(18:30開場)
1月14日(金)19:00開演(18:30開場)
1月15日(土)14:00開演(13:30開場)
1月16日(日)14:00開演(13:30開場)
チケット料金:
A(正面)席 ¥6,500 (税込)
B(脇正面)席 ¥5,500 (税込)
C(中正面)席 ¥4,500 (税込)
D(座敷)席 ¥3,000 (税込)
会場 セルリアンタワー能楽堂(渋谷駅より徒歩5分、国道246号線沿い セルリアンタワー東急ホテルの地下2階)
詳細 http://a-tanz.com/event/24016
皆様のご来場をお待ちしております。