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2023.05.24

雨ニモマケズ 出演者ご紹介

雨ニモマケズ

写真:小田島万里
セルリアンタワー能楽堂 伝統と創造シリーズvol.13 
創作舞『雨ニモマケズ』


演出・振付 森山開次
原作     宮沢賢治 作品群より
監修   津村禮次郎
作曲   渋谷牧人

 


-舞人-


津村禮次郎|Reijiro Tsumura

能楽師シテ方観世流。緑泉会会主。津村紀三子、観世喜之に師事。74年に緑泉会会主。91年重要無形文化財保持者に認定。79年より毎年小金井薪能を企画制作、本年43回目を迎えた。古典能の公演のほか指導者として若手の育成にも務める。また、新作能やアレッシオ・シルベストリン、森山開次等との創作活動、海外公演も多数。2010年度文化庁文化交流使。15年ドキュメンタリー映画『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』が公開される。
http://www.ryokusenkai.net   Photo: Tomohide Ikeya

 

 

大前光市|Koichi Omae

舞踊家。大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。24歳の時交通事故で左脚膝下を切断するも、その後10年かけて様々なダンスを習得し国内外のコンクールにて多数の賞を受賞。2016年リオ・パラリンピック閉会式出演を機に一躍脚光を浴びる。紅白歌合戦で平井堅と共演、東京パラリンピック開会式に出演、聖火ランナーに選出。日本舞踊の英御流(はなぶさごりゅう)の名取、英御流光市を襲名する。著書に『ぼくらしく踊る』(学研プラス)がある。
https://ameblo.jp/shinka0927/

 

 

森山開次|Kaiji Moriyama

舞踊家/振付家/演出家。2005年ソロダンス『KATANA』でニューヨークタイムズ紙に「驚異のダンサー」と評され、07年ヴェネチア・ビエンナーレ招聘。13年芸術選奨新人賞。同年文化庁文化交流使。20年新国立劇場バレエ団『竜宮』演出振付美術衣裳。21年東京2020パラリンピック開会式演出・チーフ振付。23年NHK BSPにてアジアを旅したドキュメンタリー「GIGAKU!踊れシルクロード」前後編放送他メディア出演多数。
http://kaijimoriyama.com   Photo: Shingo Shimizu

 

 

 

-歌唱-
福井敬|Kei Fukui

国立音楽大学及び同大学院修了。文化庁在外派遣等により渡伊。イタリア声楽コンコルソミラノ大賞(第1位)、芸術選奨文部大臣賞、五島記念文化賞オペラ新人賞、ジロー・オペラ新人賞及びオペラ賞、出光音楽賞、エクソンモービル音楽賞本賞、等受賞多数。古典から現代、日本の創作物まで、手掛けたオペラは60を数え、新国立劇場、二期会、びわ湖ホールなどで大役を次々と演じる。国立音楽大学教授。東京芸術大学非常勤講師。二期会会員。
https://www.fukuikei.net/profile/

 

 

-チェロ-
多井智紀|Tomoki Tai

 
チェロ奏者、Coiled-Cello製作、電力音楽
自作の楽器「Coiled-Cello」を演奏。近作にCD《糸竹初心集(1664年刊)によるパラフレーズ》(2022年,ftarri)がある。2011年以降定期ライヴ「電力音楽演奏会」を組む(木下正道、池田拓実と共に)。チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバでのレコーディング多数。

 

 

-箏-
澤村祐司|Yuji Sawamura

金津千重子に師事。東京藝大を経て同大学院修了。古典等の演奏の他作編曲にも取り組む。八橋検校日本音楽コンクール優勝、くまもと全国邦楽コンクール優秀賞。2015 18年リサイタル開催。熊本県立松橋西支援学校の校歌作曲。朗読ミュージカル山崎陽子の世界に演奏と作曲で参加。宮城社師範。(株)セールスフォース・ジャパン所属。筑波大学附属視覚特別支援学校、明治大学非常勤講師。詩と音楽のVOICE SPACE代表。

 

 

-笛-
田中義和|Yoshikazu Tanaka

昭和51年生まれ。2歳で府中囃子 船橋流 車返囃子連 に所属。村野次郎に師事。20歳の時に国立能楽堂 第 五期能楽(三役)研修生として笛方一噌流 一噌幸政幸弘に師事。『猩々乱』『石橋』『翁』『三番叟』などを披く。23 歳で江戸祭囃子及び里神楽を相模流 神楽師 関口周 美に師事。

 


-和太鼓-
高橋勅雄|Tokio Takahashi 

2004年より鼓童に入団。東日本大震災を機に、鼓童を退団し地元仙台に戻り『Atoa.』を結成、代表を務める。20年、舞台『TRANCEST』を演出統括。新しい生活様式での舞台公演の形として、文化庁採択事業として取り上げられる。24年、多賀城市創建1300年記念事業公演「おまつりプロジェクト」(多賀城城跡内野外公演)の演出統括・企画プロデュースを担当予定。和太鼓奏者としての活動に留まらず、演出•企画プロデュースなども務める。
https://www.atoa-official.com

 

 

高橋亮|Akira Takahashi 

2008年、鼓童に入団。日本中の郷土芸能、神楽舞、琉球舞踊を学ぶ。2011年に兄(高橋勅雄)と共に『Atoa.』を結成。20年、シンガーソングライター上北健が発表した『Mother’s Face』に振り付け、MVにも出演する。日本の文化をもとに、舞う•祈るという所作に日々を費やしながら、太鼓打ちとしても活動を続けるという、日本芸能らしい形の象徴としても期待をされる数少ない一人。
https://www.atoa-official.com

 

 

 

-作曲-
渋谷牧人|Makito Shibuya

オーケストラや室内楽等のクラシック音楽をベースとし、心地よく耳に残るメロディと優しいサウンドを得意とする。ピアノソロからフルオーケストラまで様々な種類の楽曲の作編曲を行い、和楽器とのコラボレーションも意欲的に活動。演劇・舞台音楽への楽曲提供や、近年は台湾など国内外でも活躍し、また映画音楽の作曲など精力的に活動している。東京都内在住。作曲・音楽理論を吉川和夫、木村政巳、チェロを川上徹に師事。

 

 

-舞台美術
倉田康治|Koji Kurata

草月流いけばな作家。草月流本部アトリエにて勅使河原茜家元の制作助手をつとめる。いけばなパフォーマンスユニット「座・草月」メンバー。ホテル・レストラン、TV番組、野外でのインスタレーション等、いけばな装飾のデザイン・制作を多数手がける。舞台美術として、津村禮次郎出演小金井薪能、森山開次演出「HANAGO-花子-」、黒田育世演出「老松-OIMATSU」、小㞍健太演出「THE KUMANO」など。

 

 

-衣裳
藤崎 コウイチ|Koichi Fijisaki

スタイリスト。世界的なデザイナー鳥居ユキ氏に見いだされ、金子國義氏の元で美意識を磨き、 数多くのファッション誌や広告などで衣装スタイリングを手がける。近年ではスタイリストの仕事にとどまらず、様々なファッション誌に於いてアートディレクションや、国内外のブランドのコレクションショーなどのディレクションも担当。ファッションや芸能、アートなどのアーティストとの親交も深く、 コラボレーションワークの幅を広げている。

 

 

 

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