ARCHITANZ(アーキタンツ) | 東京都・田町(三田)のバレエを中心としたスタジオ

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2018.08.18

田町さんぽ〜!《Part.2》

スタッフブログ

最近は涼しい風が吹いていて心地よい気温の日が続いています。 こんな日は町をゆっくり歩いたりするのが楽しかったりしますよね🍃

今日はそんなお散歩にぴったりな、アーキタンツの近くにある面白い場所を紹介したいと思います!

アーキタンツの最寄り駅、田町駅から歩いて10分ほどの三田にとても変わった見た目の建物が建っている?建設中?なのですが...

その建物の名前は‘‘蟻鱒鳶ル‘‘(ありますとんびる)。

一級建築士の岡啓輔さんという方が業者などに頼らず全て自力で建設中のビルなんです!!

 

岡さんは舞踏をやられていたことがあるそうで、そのときの経験をもとにその場で湧き上がる感覚を大事に‘‘踊るように作る即興の建築‘‘をテーマに作られているそうで...

アーキタンツも建築事務所とダンススタジオが一緒になっている場所ですが、やはり建築とダンスって馴染みが良いのかも知れません

この‘‘即興の建築‘‘を実現するために選ばれた素材はコンクリート。 コンクリートと聞くと打ちっぱなしのつるっとした建物を思い浮かべるかもしれませんが、型枠の形を変えれば自由な形を作ることができる素材なんです!  なのでその時々の思いつきでその土地にもともとあった石をあしらってみたり、渦巻の形にしてみたり...  本当に作者自身が楽しんで作っていっているのが外見からひしひしと伝わってきます✨

 

使っているコンクリートの材料にもこだわっていて、一般に使われているコンクリートよりも密度が高くて劣化しにくい配合のコンクリートを現場で自分で練り上げて(!)使っているそうです。 その強度は高く、200年耐えうる建物になっているのだとか😳  

このようにとても人をひきつける‘‘蟻鱒鳶ル‘‘ですが、いまだ建設半ばにして再開発の該当区域になってしまったため立ち退きを求められている状況なのだとか。 現在交渉中とのことですが今後どうなるのかはわかりません。

とても議論を呼んでいるこの建物、田町駅から歩いて10分ほどのところにありアーキタンツからも歩いていける距離ですので立ち寄って見ても面白いかもしれません🌿