【メッセージ】アレクサンダー・ザイツェフより
スタッフブログ招聘講師からのメッセージ・シリーズ第17弾!
今日はアレクサンダー・ザイツェフ先生です。
©鳥羽直志
みんなから”サーシャ”の愛称で親しまれているアレクサンダー先生。(以下、サーシャ先生)
あの甘いルックスに、サーシャ推し!という受講者の方も少なくないはず。
そんなサーシャ先生の上級クラスは、所々に組み込まれるチャレンジングなアンシェヌマンと基本に忠実なクラス構成で定評があります。
また初級クラスはしっかりとしたお手本を見せるなど、丁寧かつわかりやすい指導にリピーターになる方が続出!
サーシャ先生は元シュツットガルト・バレエ団のプリンシパルとして古典からコンテンポラリー作品まで数多くの作品の主役を務め、ARCHITANZ2015「ストラヴィンスキー・トリプルビル」では、ウヴェ・ショルツの『春の祭典』ソロ・ヴァージョンを踊って頂きました。ご覧頂けた方は記憶に残っているかもしれませんが、壮絶なソロでした。
そして、普段ドイツにお住まいですが、このコロナ禍の影響でサンクトペテルブルクから動けなくなってしまったとのこと。(マリインスキー・バレエでのお仕事だったのかしら?)
そんな中、私達のためにこのメッセージを送っていただいたことに心から感謝致します。サーシャ先生、本当にありがとうございます。そして一日も早く、サーシャ先生がご自宅に戻れることを願っております。
©鳥羽直志
Alexander Zaitsev|アレクサンダー・ザイツェフ
ロシア、モスクワ出身。
1992年、ボリショイ・バレエ学校を卒業と同時にユーリ・グリゴロヴィッチの推薦のもと、同カンパニーに入団。在籍中、世界ツアーに参加。
1995年、ゼンパー・オーパー州立歌劇場で1シーズン踊り、その後1996年にシュツットガルト・バレエ団に入団。
1997年、モスクワ国立振付学校より教育学の学位を取得。
1999年、シュツットガルト・バレエのソリストに昇格し、その後プリンシパルに昇格する。契約期間中は古典からコンテンポラリーまで数多くの作品の主役を踊り、また世界初演作品も踊ってきた。
また、英国ロイヤル・バレエ団、ボリショイ・バレエ団、ベルリン国立歌劇場(後のベルリン国立バレエ団)、韓国国立バレエ団、サンディアゴ市立歌劇場バレエ団、エストニア国立バレエ団、ライプツィヒ・バレエ団など世界各国のバレエ団にゲスト・アーティストとして活躍。他にも、多くのガラやフェスティバルで数々の素晴らしいダンサー達と共演した。
2003年、シュツットガルトのノベール・ソサエティによる「Young Choreographers evening(若き振付家たちの夕べ)」のために、「La Chanson(シャンソン)」というソロ作品を作成。
2013年より、シュツットガルト・バレエ団、ワガノワ・バレエ・アカデミー、ミラノ・スカラ座バレエ団、韓国国立バレエ団、チェコ国立バレエ団, エストニア国立バレエ団、東京バレエ団、ペルミ国立バレエ団、ラトビア国立歌劇場バレエ団、チューリッヒ・バレエ団、ゴーティエ・ダンス・カンパニー、ゲルゼンキルヒェン市立歌劇場にてバレエ・マスターとして活動。
2014年よりグレン・テトリー・レガシー(GTL)にて活動開始。
2017年より、GTLのメンバーとなる。また、ブリジェット・ブライナー、ダグラス・リー、ケビン・オーズデイ(Kevin O’Day), ポントス・リドベリ等の振付家の助手としても活躍する。