ARCHITANZ(アーキタンツ) | 東京都・田町(三田)のバレエを中心としたスタジオ

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2018.07.12

6月のお能クラスレポート!

伝統芸能

 


※上記の写真は、2015年に佐渡で行われた薪能の舞台写真です。

 

6月のお能クラスは「巻絹(まきぎぬ)」に挑戦しました!


あらすじは・・・
巻絹とは、絹を巻いた反物のこと。質のよいものが献上品とされました。
時の帝が霊夢をご覧になり、熊野三社に巻絹を奉納せよと命令をお出しになります。その命を受けた勅使は、熊野で全国から奉納される巻絹を受け取りますが、都からの使者がなかなか来ないので苛立っていました。そうとは知らず都の使者は途中で音無天神にお参りし、咲いていた梅の香りに心を惹かれ、和歌を一首収めていたのです。
使者はようやく本宮に着いたのですが、納品が遅れたことを勅使に責められ、縛り上げられてしまいます。そこへ音無天神の霊が乗り移った巫女が現れ、使者が手向けた和歌によって苦しみを和らげられたと告げ、勅使にその戒めを解くように命じます。勅使は使者のような賤しい者が歌を詠めるはずもないと疑うのですが、使者に詠ませた上の句に、巫女が下の句をつけてその確かさを証したので、使者は縄を解かれ自由の身になりました。巫女は和歌の徳を褒め称えながら舞い、さらに勅使の願いに応じて祝詞をあげ、神楽を舞います。そのうちに激しい神がかりとなっていきます。御幣も乱れ、飛び上がり、地に臥せるなど激しく狂い舞った後、やがて憑いていた神が上がらせられたと見え、巫女は正気に立ち戻るのでした。

 

というものでした。
そしてこの回のクラスではナント!!
初めて、外国人の方がご受講して下さいました!!!

受講して下さったのは、ニューヨーク出身の男性マークさん。
舞踏など、日本の文化に興味があるということで今回来日されたそうです。
日本語は全くわからないということでしたが、必死に津村先生の言葉や動きを理解しようと努めていらっしゃいました。
津村先生も海外でワークショップや公演をされているので、外国人受講者に対しての受け入れ体制はバッチリです!

 

 

今月7月のお能クラスは14日(土)→15日(日)に変更になっています。
お気をつけ下さい。
そして演目は、6月に引き続き「巻絹」に挑戦する予定です。

 

7月お能クラス「巻絹」

【日時】
2018年7月15日(日) 17:30-19:00 @03スタジオ

【チケット】
¥2500
※ご予約は不要です。クラス開始30分前より受付を開始致します。

 

多くの皆様のご参加をお待ちしております!!