皆様は、伝統芸能と聞いて何を想像されますでしょうか？

日本では次の2つが「最古の芸能」としてしばしば挙げられます。

① 能（能楽）

• 　・室町時代（14世紀）に大成

• 　・世界で最も古い舞台芸術の一つとも言われる（！）

• 　・700年以上の歴史

② 雅楽

• 　・日本の宮廷音楽

• 　・5〜7世紀頃（飛鳥〜奈良時代）に成立

• 　・日本で最も古い音楽芸能で、世界最古級のオーケストラとも言われる（！）

世界的に見ても、現存する「舞台芸術」の中で最古と言われているのが［能］なのです。
日本の文化・・・　すごくないですか？

 

その［能］を、気軽に、予約なく、特別に用意するものもなく、受講できるのがアーキタンツで毎月１回開催している「能クラス」です！

今月は11月24日(月・祝)に開催いたします。

講師は観世流緑泉会代表、重要無形文化財（能楽総合）指定保持者でいらっしゃる津村禮次郎先生。

日本の伝統芸能である能を身近に感じながら、津村先生から直接学ぶことのできる、とても貴重なクラスです。

能を初めて体験する方でも分かりやすいように、毎クラス必ず演目の資料が配布され、クラスの最初に津村先生より演目の解説があります。
その後、能の謡（うたい）と仕舞（しまい）を、発声や歩き方など基本的なことを学びます。
※謡（うたい）：能の声楽
※仕舞（しまい）：面・装束をつけず、紋服・袴のまま素で舞うこと

一つひとつの所作を丁寧に説明し実演してくださいますので、初めての方でも安心してご受講頂けます。クラスの雰囲気も和やかです☺

津村先生は各方面に造詣が深く、色んな雑学やユーモアを交えながらご説明くださるので、お話がとてもわかりやすく、面白いというのもポイントです👌

さらに、津村先生は古典能だけではなく、バレエダンサーやコンテンポラリーダンサー、役者の方達とも作品の創作をなさっています。新しい芸術を創造する意欲に溢れた津村先生のクラスは、能の知識だけでなく、様々な刺激を与えてくれます。

・立ち居振る舞いを美したいとお考えの方
・お能を学んでみたい方
・舞台での表現を模索されている方
・日本の伝統文化に興味のある方
・創作されている方

 

などにとってもオススメです✨

ぜひこの機会にご受講してみてください🌳

11月の演目は、「葛城（かづらき）」

大和の雪深い葛城山の雪の中の能・神話の中の女神のお話です。

毎月、その季節にあった演目を取り上げることも1つのポイントです。

日本の文化に深く根付いている季節、四季折々の演目もどうぞお楽しみに！！

▽あらすじ・詳細はコチラ▽

https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_085.html

 

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【開催日】

2025年11月25日（月・祝）15:45~17:15　@03studio

 

【対象】
初心者大歓迎！どなたでもご受講いただけます。

 

【持ち物】
もしお持ちでしたら、扇と足袋をご持参下さい。
※スタジオにて、数に限りはございますが無料で扇の貸出をしております。ご希望の方はスタッフまでお気軽にお申し付け下さい。

 

【受講料】

￥2,500

※Aチケット、Bチケットもご利用いただけます。

 

【講師】

津村禮次郎｜Reijiro Tsumura

観世流緑泉会代表。重要無形文化財（能楽総合）保持者。社団法人日本能楽会・社団法人能楽協会会員。

一橋大学在学中に観世会に所属し、女流能楽師の開祖、津村紀三子に師事。1969年、観世流師範。1974年に緑泉会会主。1991年、重要無形文化財保持者に認定される。古典能の公演のほか指導者として若手の育成に努める。また、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションや新作能、創作的活動にも意欲的に取り組んでおり、アレッシオ・シルベストリン、森山開次などのダンサーとも共作、共演している。イギリス、ベルギー、スペイン、シンガポール、スウェーデン、ノルウェーなど海外公演も多数。