テオ・リブジーと仁田晶凱による「ダンスと発話」クラスレポート!
コンテンポラリーダンス昨日10月14日(日)に、テオ・リブジーさんと仁田晶凱さんによる「ダンスと発話」をテーマにしたスペシャル・オープンクラスを開催致しました!✨
ベルギーのブリュッセルを拠点とするダン
※2019年1月4日(金)スタジオアーキタンツにてP.A.R.T.S.オーディション開催いたします!詳細はこちら
“踊っている身体”が“発話する身体”と乖離しないための、このトレーニング方法。一体どんなことがクラスで行われたのかご紹介したいと思います!
まずクラス内では「アーティキュレーション=分離」を体感するため、ペアになり、一人がもう一人の身体の一点をポインティングし、その指された点の位置、方向、速さを意識しながら部分的に動かしていくワークを行いました。
また、今回のクラスのテーマにもなっていた「発話とダンス」。その試みとして、まずは目に飛び込んできたモノを瞬時に言葉にして発してみます。またその際に同時にジェスチャーでもそのモノを表現していきます。形、色、大きさ、長さ、重み、触感。もの一つと言えど、あらゆる捉え方があり、見え方は人それぞれです。
そして、それを動きとしてさらに発展させてゆきます。端から見ていると、それはまるで「コトバが踊っている」かのように見え、とても面白い!
自分が見えたモノを言葉にし、動きにする。普段はなかなか味わえないワークですが、頭と身体が同時的に発話するトレーニングは新たなダンスを発見できる体験でした✨
Theoさんと晶凱さんの「発話とダンス」は来週10月20日(土)も開催されます!まだ受講されていない方は、是非お二人のトレーニングを体験しにいらして下さい☝️ さらにクラス後にはお二人のショーイングも予定されております!こちらも必見です!!!!
【日時】
2018年10月20日(土)
19:15-20:45 @01スタジオ
20:45-21:15 講師によるショーイング @01スタジオ
※ショーイングは入場無料。(予約不要)
ショーイングだけにお越しのお客様は、20:45にスタジオにお入り下さい。
【クラス内容】
パフォーマンスをする上で重要な1つのテクニックとされる発話には多くのトレーニング法やその作品に伴った使われ方があります。しかし文化的な側面から日本のコンテンポラリーダンスの作品や稽古場において発話は親しみが低く、それらのトレーニング法は主に演劇的なアプローチでありコンテンポラリーダンスの身体性という視点からはあまりリサーチがされていないように感じています。
ここでは「動きながら、身体で考え、発話する」という独自のトレーニングを行います。踊っている身体が、発話する身体と乖離しないためのこのトレーニング方法は「ただ喋る」ではなく「踊っているように喋る」ということを目標としています。
また、クラスやワークショップで習
ですので、クラスの後にインフォーマルではありますが、パフォーマンスを見て頂き、その意味を考えていただけましたらと思います。
【クラスレベル・対象】
どなたでも、ご参加いただけます。
【定員】
35名程度
【受講料】
¥2500
※Aチケット、Bチケットもご利用いただけます。
※各種チケット購入時のみ、クレジットカード利用可能。詳細はこちら
【受付】
事前のご予約、ご登録は不要となります。
当日、クラス開始30分前より受付いたします。
【講師】
テオ・リブジー|Theo Livesey
イギリス生まれ。
ロンドンにあるラバンセンター、アドバンストレーニング、ショーディッチユースダンスカンパニーでダンスを始め2016年にブリュッセルにあるP.A.R.T.S.を卒業。現在ジゼル・ヴィエンヌによる最新作‘Crowd’のメンバーとしてツアー中。世界各地を回っている。
同時にジェイコブ・ストーラーとのコラボレーション‘Amphigory’等、自身の作品も創作しており、彼らの最初の作品‘This page intentionally left blank’はベルギー、アートバーゼル2017、アムステルダム(NEU NOW festival)で発表された。
仁田晶凱|Akiyoshi Nita
1993年、広島生まれ。ダンサー、振付家。
今田康二朗のもとでコンテンポラリーダンスを始め、日大芸術学部で学んだ後、ダンスカンパニー「Rosas」と王立モネ劇場が設立したコンテンポラリーダンス専門学校P.A.R.T.S.(ブリュッセル)に留学。帰国後は自らの創作、様々な舞台への出演に加え、宮崎を拠点にするダンスグループ「んまつーポス」の活動にも積極的に参加し、小中学校への創作ダンスWS、鑑賞教室、アシスタントなども行なっている。
これまでにImpulz Tanz 2016 (ウィーン), CND Camping 2015 (パリ), Indonesia Dance Festival 2016 (ジャカルタ), Its Festival 2016 (アムステルダム), Comic dance festival 2017(ソウル), Beijing Dance Festival 2018(北京)で作品の発表、出演を行った。