10月の月イチお能クラスは?
伝統芸能気温もだいぶ涼しくなり、すっかり秋らしくなってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
日中の過ごしやすさの反面、朝晩は冷え込む日が増えてきているので、上着を持ち歩くなど防寒対策をしっかりした上で体調には十分にお気をつけください。
さて、10月の月イチお能クラスでは翔(かけり)に挑戦致します。
翔(かけり)とは、
お能の「修羅物」や「狂女物」というジャンルの中で、苦しんでいる人や狂乱した人物が異常な状態で動き回る様子を表す所作になります。
今回はその所作を津村先生ご指導の元、CDのお囃子に合わせて動いてみます。
ベースのお囃子は同じでも、「修羅物」のかけりは力強くダイナミックに。「狂女物」のかけりは、しなやかに舞うといった違いがあるようです。
このニュアンスの違いなどを津村先生にデモンストレーションでお見せいただきつつ、実際に先生と一緒に舞いにもチャレンジしていきたいと思います。
ぜひ、ご期待ください!
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10月のお能クラス 〜翔(かけり)〜
【日時】
10月4日(日) 16:30-18:00 @02スタジオ
【受講料】
¥3000
※現在、新型コロナウイルス感染症対策としてクラスの事前予約をお願いしております。ご予約はクラス開催日の前日14時から承ります。
ご予約はこちらから。
【定員】
18名
【対象】
初心者大歓迎!どなたでもご受講いただけます。
【持ち物】
もしお持ちでしたら、扇と足袋をご持参下さい。
※スタジオにて、数に限りはございますが無料で扇の貸出をしております。ご希望の方はスタッフまでお気軽にお申し付け下さい。
【講師】
津村禮次郎|Reijiro Tsumura
観世流緑泉会代表。重要無形文化財(能楽総合)保持者。社団法人日本能楽会・社団法人能楽協会会員。
一橋大学在学中に観世会に所属し、女流能楽師の開祖、津村紀三子に師事。1969年、観世流師範。1974年に緑泉会会主。1991年、重要無形文化財保持者に認定される。古典能の公演のほか指導者として若手の育成に努める。また、他ジャンルのアーテイストとのコラボレーションや新作能、創作的活動にも意欲的に取り組んでおり、アレッシオ・シルベストリン、森山開次などのダンサーとも共作、共演している。イギリス、ベルギー、スペイン、シンガポール、スウェーデン、ノルウェーなど海外公演も多数。
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それでは、皆さまのお越しを講師・スタッフ一同心よりお待ちしております。