11月の月イチお能クラスは?
伝統芸能今年も早いもので、残すところあと2ヶ月。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
最近は日中の過ごしやすさの反面、朝晩は冷え込む日が続いているので、防寒対策などしっかりした上で体調には十分にお気をつけください。
さて11月の月イチお能クラスですが、演目は山姥(やまんば)になります。
ヤマンバというと、個人的には幼少期に読み聞きした『三枚のお札』という昔ばなしが思い出されます。この昔ばなしの中に登場するヤマンバは、お寺の小僧をなんとかして取って食おうと企みます。
そのせいか、私の中でヤマンバ=恐ろしいやつという認識になっているのですが、今回取り扱う能の演目の中ではちょっと違うみたいです。
ただ驚かし、人間を襲うという邪悪な存在ではなく、人や妖怪とは一線を画したもっと崇高な存在としてこの物語では表現されています。
山姥は何のために存在しているのか。何を人々に伝えたいのか。そんな山姥がいったいどんな舞を披露してくれるのか。
今から、ただただ楽しみでなりません!ご期待ください!!
詳しいあらすじはこちら
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11月のお能クラス 〜山姥(やまんば)〜
【日時】
11月8日(日) 16:30-18:00 @02スタジオ
【受講料】
¥3000
※現在、新型コロナウイルス感染症対策としてクラスの事前予約をお願いしております。ご予約はクラス開催日の前日14時から承ります。
ご予約はこちらから。
【定員】
18名
【対象】
初心者大歓迎!どなたでもご受講いただけます。
【持ち物】
もしお持ちでしたら、扇と足袋をご持参下さい。
※スタジオにて、数に限りはございますが無料で扇の貸出をしております。ご希望の方はスタッフまでお気軽にお申し付け下さい。
【講師】
津村禮次郎|Reijiro Tsumura
観世流緑泉会代表。重要無形文化財(能楽総合)保持者。社団法人日本能楽会・社団法人能楽協会会員。
一橋大学在学中に観世会に所属し、女流能楽師の開祖、津村紀三子に師事。1969年、観世流師範。1974年に緑泉会会主。1991年、重要無形文化財保持者に認定される。古典能の公演のほか指導者として若手の育成に努める。また、他ジャンルのアーテイストとのコラボレーションや新作能、創作的活動にも意欲的に取り組んでおり、アレッシオ・シルベストリン、森山開次などのダンサーとも共作、共演している。イギリス、ベルギー、スペイン、シンガポール、スウェーデン、ノルウェーなど海外公演も多数。
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それでは、皆さまのお越しを講師・スタッフ一同心よりお待ちしております。